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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620314990
感想・レビュー・書評
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日本語を愛してやまないカナダ人翻訳家のエッセイ。手放しの日本語オタクぶりが楽しい。著者は少年時代は古代文明オタクで、日本語に興味を持ったそもそものきっかけが「ミケーネ線形文字」というのには驚いた。語学好きなら一読したい一冊。
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面白い!とにかく面白い!
日本人が書くのではなくて、日本に通じている外国人の著者が書いていることによって、さらに深みのある内容になっているような気がします。
最後のあたりの線文字Bの説明やミケーネ文明についての話はあまりよくわかりませんでしたが、その他はとにかく爆笑しながら読みました。
国土交通省を「諸手に利権ニギニギ省」とは、上手いネーミング!ぜひ1票。
日本語の文法を非常によく知っている著者だからこそ書ける「てにをは」や「パソコンの文」。何も考えずに日本語を使っている日本人にこそ、ぜひ読んでもらいたいと思います。
代表取締役の挨拶文、この本の中のが本当にJIS規格で採用されたらすごいですね。ちょっと期待しちゃいます。