自己流園芸ベランダ派

  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620317847

感想・レビュー・書評

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  • 東京都心で植物を育てること。それは自分にも身に覚えがある。まず、土を買うのさえ、どこで買ったらいいのかわからない。そのむつかしさを知る者としては、浅草の自宅マンションで植物を育てようと実践している著者がものすごく倒錯しているように思われた。園芸が好きなのに、どうして都会に留まろうとするのか。著者自身、その矛盾を追求しているらしく、その「あえて」感がひどく痛々しく感じられた。

  • 私よりも母が立派なベランダー(ベランダで園芸をする人を指す造語)なのでうれしかったとのこと。後ずさっていくとお尻の後ろでひそやかな音がして、青ざめつつ振り向くと折れた木が。というところは非常に共感したとのこと。

  • ボタニカルライフがすきなので、読みたいな!

著者プロフィール

1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』(河出文庫)で作家デビュー。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』(新潮文庫)で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』(河出文庫)で第35回野間文芸新人賞を受賞。近著に『「国境なき医師団」になろう!』(講談社現代新書)など。

「2020年 『ど忘れ書道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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