やまだ眼

  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 384
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620317946

感想・レビュー・書評

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  • 世の中に点在する微妙な真実を、独特なまなざしで見抜き、するどく切り取る。天賦の才・山田一成の着眼を、天賦の考者・佐藤雅彦が読み解く。『毎日新聞』紙上の連載「やまだ眼」と、山田一成によるそのネタ集を元に構成。

    穂村弘との対談を読んで佐藤雅彦を知りこの本にたどり着く。面白い。

  • 世の中の隙間に眼をつけて、本にまでしてしまった事実に、思わずくすっとしてしまう。

  • 言われてみれば…そうだ!というシチュエーションのオンパレード。
    山田さんの観察眼がすばらしい。佐藤さんの解説があることでよりおもしろい!

  • 所謂あるあるネタ。
    でも、何か違う・・・・

    お笑い芸人「いつもここから」のメンバー、山田一成さんと
    佐藤雅彦さんの共同執筆。

    どちらの書くことも鋭くて、面白い!

  • 「いつもここから」の山田一成の眼で見た世間って、こんな感じ。

    へぇ、そうなんだ。って言う感じのものと、おぉ、なるほど!って言うのと、両方あって面白い。

    それを懇切丁寧に(?)解説を加えている佐藤雅彦の文章も素敵かも。

  • いつもここからの山田さんの視点と佐藤氏の見解

  • 久し振りに佐藤雅彦さんの本を読了。。。
    さくさく読んでさくさく終わり

    脳が疲れている時には負担にならなくて読み易かった


     「〜わかる?」と聞いたとき、
     「あ〜何となくわかるかも」と
     言っている人はたいていわかっていない。


    正しく自分の事で悲しくなったw


     悩み相談したら
     「気にしないほうがいいよ」と言われたけど
     気にしない性格なら
     そもそもそんな事で悩まない。


    そうなんですよ。。。
    でも、相談された側だった時に自分はそう返した事があったのかもしれない
    と、思ってしまって反省した

  • 「ピタゴラスイッチ」のアルゴリズム体操やアルゴリズム行進で
    左側にいらっしゃる、いつもここからの山田さんが見つめる世の中の
    微妙な真実。

    わかる、わかる。と納得するということは、
    心の奥底で自分はにこんなことを考えていたということで、
    気づきの連続であります。

    自分が無意識に隠している心の部分が露にされた感じでちょっと
    恥ずかしい。そしてそんな自分がちょっぴり愛おしくなる。

  • この二人の本という時点でおもしろくないはずはない。

  • 異色の2人の組み合わせからも分かるように、いわゆるお笑いネタを集めただけのタレント本ではない。また、前書きにも書いてあるが、よくある「あるあるネタ」とは一線を画す。その場限りで忘れてしまうような一瞬の思考を"文章"という形で提示することで、それを読んだ読者は「あ、そういうのあるよね」と再認識し、「でも、それって…」と思考を広げていくことができる。だからそんな「やまだ眼」は問題提起集といっても過言ではない。
    <p>
    http://d.hatena.ne.jp/bokuno-nou/20080109/1199888160

著者プロフィール

東洋大学社会学部教授。主著に『よくわかる社会心理学』『心理学研究法5 社会』など

「2014年 『心理学の基礎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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