おみごと手帖

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著者 : 中野翠
  • 毎日新聞社 (2009年12月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620319650

おみごと手帖の感想・レビュー・書評

  • 2009年の一年間に起きた時事ネタや良かった映画などを中心にした批評エッセイ。装丁に惹かれ、読みやすそうだなと思って借りた。
    ちょっと肌に合わないなと思うことしばしば。
    否定が多いせいかもしれない。たぶん老境に差し掛かるお年なんだろうけれど、文章からは著者の年齢がいまいちわからないというか40代くらいなのかもしれないけど、批判と言動が矛盾しているというか...それは本人も気付いて反省しているエピソードもあるんだけど、なんていうか面白い!巧み~目の付け所がすごい!とうならせられる部分がなかったせいか、なんかノレなかった。

    麻生政権末期の頃だったせいか、定額給付金への怒りはもっともだけど、漢字が読めないとかもうテレビの受け売り批判で裏を読むような鋭い指摘や分析もなく、押し付けられる普通の視点が嫌いだという割りに自分の視点に欠けてるような...歌舞伎座のことにしても、隈さんの話とか自ら聴きに言って判断しなよと本を書くならそれくらいして欲しいなぁと思ったり。
    いや、そういう趣旨の気合の入った連載じゃあないんだろうけど。
    そして読んでいて他人の振り見て我が振り直せという言葉がよぎる、そんな教訓と、私の理想はユーモアと、否定だけじゃなく多角的な視点を検証した上での自論、文章や構成の巧みさ、バランスやセンスそういう読ませる作品だなぁと考えさせられた。

  • 読完2011.07図書館

  • 読後、何とも言えぬ気持ちよさにすっきりした気分になれた。
    歯に衣着せぬ痛快な発言に元気を貰えたような気がする。
    納得いかぬことに不満を露わにしたり、やってしまったことに自己嫌悪を覚え、その都度、胸がドロドロなのだそうだ。(笑)
    文章がうまいので感情がストレートに伝わってくる。
    それと同時に、月日の経つことの速さを思った。
    2008年暮れからの1年間の出来事や映画、音楽などについて書かれているのだが、つい最近のことだったように思えることが2年近く前のことだったのかと驚く。

  • この人の文章を読むと、いつも「若い」って感じずにいられない。よく怒り、よく笑い、よく食べる・・・、こんな元気なおばあちゃん(本人には失礼だけど)やおじいちゃんを目指したい。

    2009年の雑誌連載コラムをまとめた、自由奔放に文化・時事ネタを感じるままに書き殴ったエッセイ集。振り返ると、2009年は「1Q84」がベストセラーで、酒井法子がシャブ中で逃亡し、民主党政権が誕生した年だったのか。

  • サンデー毎日連載のエッセイを1年分まとめたものなので、2009年を様々に思い出す。これはおかしいと思っていることを真正面に書いているのがこの作者の好きなところです。決してえらそうな感じではないので長らく連載が続いているのかな。若いときとんがっていた人が年を重ねても錆び付かず、想像力はさらに広がり、世の中に敏感でいるってさすがだなと思います。☆3つなのはドラマをあまり見ない自分がついていけない話題が結構あったためです。

  • 2009年もいろいろあったなと振り返りながら読みました。
    著者の映画評も参考になります。

  • 暮れに出る中野翠さんの新刊読むのが、年末の年中行事です。私の好きな映画が、2008年のベストワンで嬉しかった!

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