- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620319650
感想・レビュー・書評
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読完2011.07図書館
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読後、何とも言えぬ気持ちよさにすっきりした気分になれた。
歯に衣着せぬ痛快な発言に元気を貰えたような気がする。
納得いかぬことに不満を露わにしたり、やってしまったことに自己嫌悪を覚え、その都度、胸がドロドロなのだそうだ。(笑)
文章がうまいので感情がストレートに伝わってくる。
それと同時に、月日の経つことの速さを思った。
2008年暮れからの1年間の出来事や映画、音楽などについて書かれているのだが、つい最近のことだったように思えることが2年近く前のことだったのかと驚く。 -
この人の文章を読むと、いつも「若い」って感じずにいられない。よく怒り、よく笑い、よく食べる・・・、こんな元気なおばあちゃん(本人には失礼だけど)やおじいちゃんを目指したい。
2009年の雑誌連載コラムをまとめた、自由奔放に文化・時事ネタを感じるままに書き殴ったエッセイ集。振り返ると、2009年は「1Q84」がベストセラーで、酒井法子がシャブ中で逃亡し、民主党政権が誕生した年だったのか。 -
サンデー毎日連載のエッセイを1年分まとめたものなので、2009年を様々に思い出す。これはおかしいと思っていることを真正面に書いているのがこの作者の好きなところです。決してえらそうな感じではないので長らく連載が続いているのかな。若いときとんがっていた人が年を重ねても錆び付かず、想像力はさらに広がり、世の中に敏感でいるってさすがだなと思います。☆3つなのはドラマをあまり見ない自分がついていけない話題が結構あったためです。
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2009年もいろいろあったなと振り返りながら読みました。
著者の映画評も参考になります。 -
暮れに出る中野翠さんの新刊読むのが、年末の年中行事です。私の好きな映画が、2008年のベストワンで嬉しかった!