明治天皇という人

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  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620320144

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  • 大帝と称されることも多い明治天皇だが、あえてその呼称を取り除き、人間的努力にスポットを当て、実際に書き綴られた文書を参照しながら、天皇が明治という時代にどう関わり、個人としてどう生きたのかがわかる。
    西郷隆盛、大久保利通、岩倉具視という忠臣を失って以後、最も信頼のおける伊藤博文への評価なども文書にて残されており、天皇の思いがストレートに伝わってくる。

  • 読みたい本 図書館にあり 豊栄 手配済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    わずかに残された明治天皇の肉声を渉猟し、その個性・人格を探り、近代日本を捉えなおす著者畢生の評伝大作。

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著者プロフィール

松本健一(まつもと・けんいち)
1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。
現在、麗澤大学教授。評論・評伝・小説など多方面で活躍中。
2011年3月11日におきた東日本大震災のときの内閣官房参与として、
『復興ビジョン(案)』を菅直人首相(当時)に提出。
著書に『白旗伝説』『北一輝論』(以上、講談社学術文庫)、
『近代アジア精神史の試み』(岩波現代文庫、アジア太平洋賞受賞)、
『開国・維新』(中央公論新社)、『砂の文明・石の文明・泥の文明』(PHP新書)、
『評伝 北一輝』(全五巻、岩波書店、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞)、
『畏るべき昭和天皇』(新潮文庫)、『天国はいらない ふるさとがほしい』(人間と歴史社)、
『海岸線の歴史』(ミシマ社)など多数ある。

「2012年 『海岸線は語る 東日本大震災のあとで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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