- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620320199
作品紹介・あらすじ
「やりたいことが見つからない」「自分にしかないものがほしい」-これからわたし、どうしよう?人生をさまよいはじめた君たちへ、ほかならぬ「自分」を生きるためのヒント。タブーに切り込む"変人"学者コンビが贈る、"規格外"の異色対談。
感想・レビュー・書評
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アランケイ「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」
(スタンダードから)ずらさないと新しいじぶんというか、今まで気づいてなかった自分と出会いようがないのにね。
アンドロイドとふつうのロボットの一番の違いは皮膚。
他人の他人が私。
自分を揺さぶって生きろ。
他人との関係が境界線。
境界線にでることで、自分でない瞬間を作れる。
自分でない瞬間と自分である瞬間の繰り返しで、自己は作られる。
人間に価値なんてない。
価値がないから探し続ける。
さすがの2人、この本とても面白かった。
就活生向けらしいけど30歳でも十分おもしろい。
もっと2人の本読みたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
阪大総長の鷲田清一氏とロボット工学の石黒浩との対談集。自分は他人との関わり合いでしか知ることが出来ないので、他人との関わり合いを多く経験することが大切であるということ。
また、今おかれている安定した状況に満足するのではなく、色々と揺れ動く経験が重要であるとのこと。ただ、食べて寝るだけでは動物と同じなので、とにかく考える必要ががある、という石黒氏の指摘には納得させられた。 -
ゆらぎ
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読みやすかった
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石黒先生と哲学者の鷲田さんの対談の書き起こしと追加対談。
若者向けのところはやりたいことなどないし、代わりが居ないものもないとバッサリなお話し。
セックス系のところとかも?かな?
ゆとり教育というのは先生方のゆとりという扱いで生徒はブロイラー的という話とか。
ゆとりよりも揺らぎが大事。
鷲田さんはファッション系からの哲学的なところが多い。 -
答えなんてそう簡単に転がってない
このことが痛感された -
石黒先生のロボット研究が想像と違ってて、とても刺激的でした。これからの研究の進展がとても楽しみです。
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アイデンティティとエクスタシーが対立していて補完関係にあることが衝撃的。