金子兜太の俳句塾

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  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620320618

作品紹介・あらすじ

俳句好き著名人20人の句を選句・添削。もっと楽しく、もっと自由に。兜太流、自分らしく詠むためのエッセンス。

感想・レビュー・書評

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  • 俳句を趣味とされている各界の著名人が、詠まれた20句ほどを金子兜太さんが評価されるというもの

    辰巳琢郎さんや戸田菜穂さん、増田明美さん、松本幸四郎さん、林家木久扇さん等々
    各人いろんなきっかけで俳句と出会われ、その魅力にはまり続けておられるとのこと

    それぞれの生業と相まって、詠まれる俳句もその個性が滲み出ている

    引きずりて褞袍(どてら)がたおす湯呑みかな
                      林家木久扇

    の句には吹き出してしまったが、評価は、厚いものを着ていたら湯呑みを倒すのは普通のこと、落語家なら湯呑みは身近だろうけど、だからこそ別のことを持ってくるべきと、思いの外厳しい

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著者プロフィール

金子 兜太(かねこ とうた)
1919年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業。1943年日本銀行に入行。加藤楸邨に師事。1962年、同人誌「海程」を創刊、主宰。1978年埼玉県文化賞受賞、1983年、現代俳句協会会長、1987年より朝日俳壇選者、1988年、紫綬褒章受章、1996年、句集「両神」で詩歌文学館賞受賞。1997年、NHK放送文化賞。2005年日本芸術院会員、2008年、文化功労者。
主な著書「種田山頭火 漂泊の俳人」「小林一茶」「感性時代の俳句塾」「放浪行乞」「わが戦後俳句史」「一茶句集」ほか。句集「少年」「蜿蜿」「暗緑地誌」「遊牧集」「金子兜太全句集」「黄金子兜太句集」「皆之」「詩経国風」「金子兜太集」第1巻~第4巻ほか。

「2022年 『金子兜太 俳句の古典を読む ─芭蕉 蕪村 一茶 子規─ CD版 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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