私たちの「はやぶさ」  その時管制室で、彼らは何を思い、どう動いたか

  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620321059

作品紹介・あらすじ

およそ6年にわたりミッションと同時進行で行われた、JAXA機関誌「JAXA's」の貴重なインタビューを収録。プロジェクトマネージャーの川口淳一郎氏ら教授陣をはじめ、技術者、研究者、メーカー関係者たちが語る当事者の言葉から、"無謀"と言われたミッションを可能にした知力と情熱の全貌を解き明かす。イトカワサンプルの最新解析情報も満載。

感想・レビュー・書評

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  • 関係者へのインタビューや対談をまとめたものだが、その時期が帰還後だったり帰還直前だったり、イトカワ到達時だったりバラバラなので逆にその時その時の空気まで伝わってきてとても良い。良いと言えば、蔑ろにされ気味の企業側の担当者が写真入りで紹介されているのがとても良い。というか、最初にカラーでおおすみからみちびきまでのISAS、NASDA、JAXAの全ての宇宙機が一覧で紹介されていてそれだけで泣けてくる。。

  • NHK高校講座で出てきたイオンエンジンや、スーパー繊維が実際に使われた話
    はやぶさってすごく注目されてたけどそれがどういうことだったのかわかった
    たくさん故障しながら何とか帰ってきたのとか、それを地上から操作する感じとか読んでいて面白かった。

  • 資料番号:011471984
    請求記号:538.9/ワ

  •  2003年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」でのサンプル採取に成功し、7年という歳月をかけて奇跡的に地球に帰還した。
     この実話を基に制作された映画「おかえり、はやぶさ」を見た後に、本書を手にした。サンプルリターンという人類初のミッションに挑み、次々と起こる困難を乗り越えていく、JAXAの「はやぶさプロジェクトチーム」の奮闘ぶりが、映画と本書で描かれている。

  • JAXA'sのはやぶさに関する記事を単行本にした本書。
    はやぶさ運用に携わったメーカーの人のインタビューなど、
    他にはない内容が載っています。

    特に、はやぶさが持ち帰ったサンプルの分析に関する記述は、
    まだ他の書籍にはないのでは?
    サンプルを扱う装置を作ったメーカーの話や、
    初期分析の詳細が書かれていました。

    贅沢を言えば、値段がちょっと高くなってもいいから、
    中はフルカラーが良かったなぁ。

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