燃える闘魂

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著者 : 稲盛和夫
  • 毎日新聞社 (2013年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620321660

燃える闘魂の感想・レビュー・書評

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  • 魂のこもった本です。
    読んでてパワーが伝わってきます。

  • 「燃える闘魂」のエンジンと、「利他の心」のナビゲーションシステム、これがそろってビジネスという名の飛行機は迷うことなく目的地にたどり着ける。

    JAL再生ストーリーも、この両輪があってこそ。大震災時のお客様からのお手紙には感動するものもありました。

    中国で稲盛さんファンが増えています。これからどんどん、稲盛マインドを持った経営者が中国に増えたら。。。日本は太刀打ちできないのではという危惧さえ感じました。

  • 経営者やリーダー、独立を志す人、苦境にいて忍耐を強いられている人たち、学生など、あらゆる人に向けて書かれた本。
    著書の燃える魂そのものが、読む人に熱く激しく訴えかける。
    不況の乗り切り方、苦境の乗り越え方、人として必要なものなど、大切で、すぐに行動に移せることが記されている。

  • ビジネスの世界こそ、燃える闘魂が必要なのだと熱く語る。
    お前はまだまだ本気じゃないと叱咤されたような一冊であった。

  • なんだか別の人の決め台詞みたいなタイトルだが。
    すぐに読んでしまった。
    しかし、重いことがいくつも書かれている。
    経営者もしくはトップに立つ人間には覚悟が必要なのだろう。

  • 京セラ、JALの名誉会長の稲盛氏の今の日本に提言した一冊。

    80年周期の2025年の衰の時に向かって進んでいる日本で日本人の良さを出しながら、
    「徳」を備え「燃える闘魂」の精神で再生の道を歩むことが今大切であることを本書では説かれています。

    京セラやJALでのエピソードもあり、『生き方』と考えは共通していますが、本書はより経営に近い視点で描かれています。

    どんな時も諦めず、強い気持ちで「世のため、人のため」を思い、利他的に「徳」をもってあたることの大事さ(人として何が正しいかということ)
    を改めて本書を読んで感じました。

  • チェック項目11箇所。いまの日本に必要なのは、この「負けてたまるか」という強い思い、いわば「燃える闘魂」である、戦後の経営者たちはみんな、「なにくそ、負けてたまるか」と闘魂を燃やし、互いに競い合い、切磋琢磨しながら、日本経済を活性化してきた。強い「思い」のベースにあったのは、何としても従業員を守らなくてはならない、また日本経済を再生する一助になろうという純粋な「思い」であった。八、燃える闘魂 経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要。ビジネスの世界で勝つには、「何がなんでも」という気迫で、なりふり構わず突き進んでいくガッツ、闘魂がまずは必要である、「燃える闘魂」をたぎらせ、誰にも負けない努力をした者が生き残り、闘魂なき者、努力しなかった者は絶えていくしかないのである。自分が定めた目標を何がなんでも達成することが「燃える闘魂」のひとつであるとすれば、それは、マラソンなど自分に勝つことが求められるスポーツの世界に似ている。不況はつらく、苦しいものであるが、それを次の飛躍へのステップとしていかなくてはならない、それには、不況が厳しければ厳しいほど、闘魂をたぎらせ、明るくポジティブな態度で、全員一丸となって創意工夫を重ね、努力を傾けて難局を乗り切っていくことこそが大切である。まず不況のときこそ、従業員との絆を強める絶好のチャンスである、本当に苦楽をともにできる人間関係、職場風土ができているのか。「燃える闘魂」をもってビジネスを積極的に推進するが、「世のため人のため」という高萬な精神がベースにあることで、永続して事業を継続し、成功に導いていくことができる。わたしは、経営における判断基準とは、「人間として何が正しいのか」という問いに集約されるものと考えている、「人間として何が正しいのか」と問い、おのずから導かれる答えを、ただひたすらに貫いていくこと、それがわたしの判断基準であり、京セラではそれを「フィロソフィ」として、全従業員で共有すべく努めてきた。日本には潜在的な力が十分にある、ただ、その力が発揮されるような国民の意識のあり方や、社会の仕組みが欠落していただけのことである、そのため、われわれは迷走し、「失われた二十年」をたどることになった。わたしは日本航空を再建させることには、次のような三つの大きな意義、大義があると考えた、一つには、日本経済への影響である、二つには、日本航空に残された社員たちの雇用を守るということがある、三つには利用者である国民の利便性を確保するためである。わたしは、日本経済はいまこそ価値観の転換をはからねばならないと考えている、再び経済を活性化させ、「富国」を目指すとしても、新しい考え方をもって、新しいあり方を模索しなければならない。

  •  稲盛氏の先の著作の「生き方」はどうもタイトルが仰々しいのでちょっと敬遠していたのですが、今回の「燃える闘魂」は逆にタイトルに惹かれました。(残念ながら、アントニオ猪木さんは登場しませんが)
     "失われた20年" ともいわれる経済の長期低迷期から、いまだ脱しきれていない日本。過去のカリスマ的経営者と比較して、現代日本の経営者には「不屈不撓」の思いが決定的に欠如しているというのが稲盛氏の大きな不満であり、それゆえに、「世のため、人のため」に全力を尽くすような「燃える闘魂」を奮い立たせようと、世のリーダーたちを鼓舞しているのです。

  • 本書を読了して、経営者には、誰にも負けない強い熱意と普遍的な哲学とが必要であることを改めて感じた。ただし、それは必ずしも「きれいごと」の世界で終わる話ではない。71頁にあるとおり、『経営も「心理学」である』組織は構成員がベクトルをそろえて行動を起こさないと総合力を発揮できないが、人は論理だけでは絶対に動かない。人を動かすための手段として「熱意」と「哲学」が必要であり、筆者にとっての普遍的哲学が、仏教をベースにした「徳」の思想だったということである。

    だから筆者が、JALの経営再建を請け負った際、「無報酬」で引き受け、従業員のベクトルをそろえる為に、徹底的に社員の意識改革を行ったことは、正しかった。JALという組織の問題点は、分業化が進んだことによる一体感の欠如と、責任感の欠如だった。つまり社員の統合ができていなかったということである。これでは経営環境の変化が少ないときにはまだ機能するかもしれないが、経営破綻のような有事の際には対応できない。そこでピンチをチャンスに変え、逆境から力を引き出すために、経営者が「熱意」を見せ、かつ全社員で共有できる高邁かつ普遍的な「哲学」を掲げ、社員の統合を進めたのだ。人間の本質を鋭く見抜いたうえでの、極めてクレバーな戦略である。

    また、第6章「日本再生」では、日本人はコンセプトワークやシステム思考的な苦手であり、高付加価値型のものづくりに特化することが日本再生への道だと説いているが、これは、唯一神教を信仰し無意識のうちにトップダウン・ヒエラルヒー・契約重視に慣れている欧米的マインドと、神が遍在し、ボトムアップ・平等・慣習重視に慣れている(だから「すり合わせ」型のものづくりに向いている)日本的マインドの違いを良く見抜いたうえでの指摘で、傾聴に値する。日本人はものづくりに魂を込めている、というのは、日本人は絶対的な神を持たないので、仕事のなかに拠りどころ(=神)を見出しているということである。

    経営の要諦を学ぶことができると同時に、稲盛氏の類まれな慧眼を窺うことのできる素晴らしい本である。

  • 経営者、ビジネスマンとしての気迫が感じられ、否応なく影響されます。

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燃える闘魂の作品紹介

最強経営者の魂に触れよ!「日航」再建の次は、日本再生!逆境をはね返す成功の哲学を伝える。4年ぶり、渾身の書き下ろし!なぜ稲盛経営は最強なのか?なぜいま、注目を浴びているのか?その答えが本書にある!

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