- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620322643
作品紹介・あらすじ
人生的ヨロコビの瞬間。
感想・レビュー・書評
-
はい、読み始めました。
椎名さんの小説読んだり、映画観たりしてみたくなってきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シーナさん
-
楽しく読ませてもらいました。
-
電子書籍? 捨ててしまえ
-
久しぶり(10年?15年?)に読んだら、椎名さんがおじいちゃんになっていてびっくり。お孫さんもいるそうだし、それよりも例えば冒険=危ないことは止めた、とか、腹が立つことがあっても書いてもしょうがないし差し障りがあるから書かない、というような(正確ではないけど)部分に驚き、違和感とちょっとした寂しさを感じた。とはいえ、それこそ一介の読者の勝手な言い分ですね。
-
沖縄の成人式前の若者たちが町のゴミ拾いしている映像を観ましたよ、シーナさん。
-
椎名誠著 カツ丼わしづかみ食いの法則 読了。我が敬愛する椎名さんが「サンデー毎日」に連載されているエッセイ集。椎名さん独特の視点から綴られた珠玉のエッセイがてんこ盛りなのであります。「ナマコのからえばり」という副題が付いている本書の「その9」の読了記をご紹介しましょう。今回の「その9」はサンデー毎日に2013年8月から2014年3月まで連載されたエッセイ集という事になります。
いつもの如く楽しく読ませて頂きましたが、その中からこれまたいつもの如くご紹介。
先ずは「今が辛い人へのおすすめ本」というエッセイ。このエッセイで紹介されている「リプレイ」というSF小説は我輩も以前読んだことがありますが、本当に面白かった!!43歳で死んでしまう主人公が、すぐに自分の部屋で18歳でめざめる。43歳で死んだ時の知識と経験の記憶を保持したまま目覚めたという所がミソで、その経験を生かして、ギャンブルで大儲け!!幸せな人生を手に入れるという物語り。でもそんなにうまい話は無いんだよね!気になる方は是非読んでみてください。超オススメ本なのであります!!!
そして、何とも印象的だったのは本書名の由来にもなっている「カツ丼がしがし親父の説得力」というエッセイ。ある町の大衆食堂で相席で向かい合ったおっさんのカツ丼の食べっぷりを語った一節!!
「そのときのおっさんの食い方が素晴らしかった。カツ丼を左手でがっちり掴み、割り箸を右手に力強く「がしがし」と食った。絶妙の力配分で、がっちり掴んだカツ丼と箸の動きが躍動している。おっさんはいっときもカツ丼をテーブルの上にはおかず、ずっとがっしり左手で掴んだまま「がしがし」と食っている。ほれぼれするような箸と丼の連携技だ。ときどきオシンコをつまみ、味噌汁は箸を置いて右手で椀を掴んで飲む。カツ丼を持つ左手はあくまでもドンブリを掴んだままだ。なんとなく猛禽類が獲物を確実に食っていく動作を連想した。状況はまるで違うが、その全体の意志と力強さ、最後まで貫かれていく「がしがし」の徹底思想。これぞ本物のカツ丼の食い方だ!」(本著より抜粋)
何か、がしがしとカツ丼が食べたくなってきたぞ!!!
【Dance1988の日記】
http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20140525 -
ナマコのからえばりシリーズ。いつもの調子と違うのは、椎名さんちょっと歳とって行動力に衰えが感じられる事。かな。
-
☆☆☆☆☆5つ
「サンデー毎日」連載ナマコのからえばりシリーズ第9弾!なのだ。
まづ、この本は第1章から第5章まで中身が区切ってあるのだけれど、各々の章に「カツ丼の天下」とか「親子丼の逆襲」などの副題は付いてはおらず、ただ区切ってあるだけ。本の装丁としては章番号用に紙が一枚使われていて、まあ要するにページ稼ぎをしているだけの様な気がした。まあ別に文句はありませんが。
書きたいことはいくつかある。まづはとうとう尿酸値9.5になったゾ→ああ、悪玉プリン体はビールに含まれる→「極ZERO」(ビール風味炭酸入りお酒飲料?)についてのお話。なんのことはない。この「極ZERO」。なんとコップにライムのスライスを二三枚入れてそこへ注いで飲むとシーナ兄い的には抜群に美味いのだそうだ。わしもこれ書きオワタラ試す♪。あ、まづわ両方とも買ってこないとあかんな。
次はシーナ兄いお勧めSF本の『リプレイ』ケン・グリムウッド 新潮文庫。これは内容についてここでこれ以上ごにょごにょと書いても、ここ読んでくれてる人々には全然おもしろくないでしょうから、ともかくわたしが『リプレイ』を読んで感想を書くので楽しみにしててね。
このなまこのからえばりシリーズが出るたびに書くことなのですが、週刊サンデー毎日に掲載されてから単行本となってってデルマデガマコトニスピーディーである。ちなみに本号の場合最新のサンデー毎日はなんと2014年の3月30日号。なんとなくだけれど週刊誌への掲載後2ヶ月ぐらいで単行本になっている計算になりはしまいか。その辺りの本化に必要な時間が果たしてどのくらいなのかということはサッパリ知らないのだけれど、結構頑張っている気がする。なぜなら文春で連載していた「赤マント」シリーズ単行本はへぇーきで1年後に出ていた。まああの文藝春秋という会社に2ヶ月で出せ!っつたってまあ絶対無理ではあろうけど。あ、このへんも毎回書いているな。すまぬ。
けどいいのだ。シーナ兄ィの書いていることだってほとんんど昔書いた同じ事の繰り返しなのだよ。でももう読者(私のことです)も軽く50歳を超えてもう新しいことなど理解に苦しむことなんだからこれでいいのだ。