犬の力を知っていますか?

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620323213

作品紹介・あらすじ

あとから来たのに、先に往く。彼らはひたすら、我々に愛を注ぎ続ける。かくも愛おしい生き物が、この世に存在するものでしょうか。犬と思索と、酒をこよなく愛した哲学者の、新しい魅力がここに。犬は思索の友だち-池田晶子の犬をめぐる哲学エッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • 著者が生前雑誌などに書いていたエッセイをまとめたもの。愛犬に関するものが多いけれど、日常をつづったものも多い。
    愛犬家として上質のエッセイと言えるか疑問。犬を嫌いな人をすべて同じ線上でダメ出ししているような論調に、ちょっと(かなり)違和感。
    犬が苦手だったりするのは、人ぞれぞれでひとくくりに語ってはいけないと思う。

    あまり同感できない事が度々あって、ちょっと…?

  • コリー犬のダンディーさんとの写真が、
    たくさん載っています。
    いつも一緒に考えていた・・・というコメント付きの写真に思わず微笑んでしまう。
    私はこれを、もやもやしていた時期に時間をかけて読んだんです。
    こんな年になっても、誰かメンターを必要としているんだなとシミジミ思いました。

  • なぜ、犬は嘘をつかないのか?
    「『犬の力』と、私は呼んでいます。人の心をかくまで深く惹きつけるその力。
    それはすなわち、人の心を無防備にしてしまう力なのだ──」

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。文筆家。専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、存在の謎としての生死の大切さを語り続けた。著書多数。2007年2月23日没。

「2022年 『言葉を生きる 考えるってどういうこと?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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