鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実

制作 : 毎日新聞経済部 
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620324180

作品紹介・あらすじ

変革者か、破壊者か-。一代で売り上げ15兆円の世界企業を作り上げた現代の「蒼き狼」がシャープ買収に秘めた野望とは。経営陣に「忠誠」を求め、即断即決、スピード再建を目指す姿を克明に迫ったドキュメント!!

感想・レビュー・書評

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  • 大きな会社の買収って
    こうやって進んでいくんだ・・・と
    ちょっと感慨深い。

    シャープが不都合な責務を
    隠していたことなど
    やはり ダメになってしまう会社には
    それなりの膿があるもんだなと。

    技術力頼みの日本なのに
    国内で協力できなかったり
    経営判断のスピード感が
    足りなかったり
    残念な部分が多いからこそこうなったのね

  • 2017年9月19日読了。
    設備投資判断ミス、液晶事業への傾注、危機感の薄さ、結論ありきの交渉など失策が重なったが故の買収劇。
    振り返れば誰もが日本の悪しき企業体質と罵るだろうが、果たして自分と自分の周りは他人事でいられるのだろうか。
    あらゆる業界でアナログからデジタルへ変革する。技術は流れる。家電の次は自動車だろうか。すり合わせの重要度が下がる中、効率的な仕組みこそが競争力を生む。もう職人の時代は終わった。

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