旅するように生きてみたら

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著者 : 有川真由美
  • 毎日新聞出版 (2017年6月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620324500

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旅するように生きてみたらの感想・レビュー・書評

  • 有川真由美さんの旅エッセー。
     
    この作品は、有川さんが実際に暮らした
    鹿児島の古民家での出来事を中心に描かれています。
     
    都会で暮らすことと田舎で暮らすこと。
    どちらが良くて、どちらが悪いということではない。
     
    どこでも暮らせるようになる力をつける。
    旅するように生きる。
     
    そんな生き方を提案するエッセー。
     
    こんな生き方もできるんだということを
    知ることが大切なのです。

  • 読了した本がたまっています・・・

    付箋部分を抜粋します

    ・私たちが自分の人生を自分でコントロールするためには「自分の欲しいもの」「自分のできること」を
     ちゃんとわかっておく必要があるのだ(p14)

    ・「ずっと同じ会社で働く」「ずっと同じ場所に住む」といった同じレールをひたすら一直線に進む生き方は
     もはや現実的ではなくなっているし、なにより、一度きりの人生、やりたいことに挑戦してみたいではないか(p26)

    ・「自立する」とは、「経済の自立」だけではなく、「生活の自立」「精神の自立」でもあり、きっと当たり前のこと
     基本的なことを「ちゃんとする」から始まるのだ(p62)

    ・働くことは「自分を生かしてくれる」ということでもある。老後とか定年とかいったものは、いつの時代からの概念
     なんだろう。「生涯現役」に近い状態で働いている女性たちを見ると、働くことは、ごく自然で、当たり前のことのように
     思えてくる(p63)

    ・お金を生み出すことは、難しいことではなく、いま立っている足元に目を向け、「よろこばれるもの=使えるもの」を
     見つけていくことかもしれない、と思う(p77)

    ・どれだけ時代が進んでも、合理的な社会になっても、人を動かすのは、結局のところ、情緒的な動機だ。
     一人だけでは力が出てこない。人は、だれかのためにこそ、がんばれるものだから(p88)

    ・基本的にいちばん必要なのは「自分の体は自分で守る」という自立心であり、自律心なのだと思う(p95)

    ・リスクヘッジとしても、どこでも暮らせるようになる力をつけることを提案している。自分の身は自分で守るしかない。
     「ここでしか暮らせない」なんて嘘だと思う。私たちは、自分が求める場所で暮らすことができるし、その選択肢は
     いくらでもあるはずだ(p106)

    ・自分のやりたいことをする。自分のやれることだけをする。あとは、だれかが手伝ってくれる・・・。
     そんなふうに肩の力を抜いて生きていけたら幸せだし、きっといろいろなことが実現していくのだろう(p114)

    ・楽しさやよろこびをじっくり味わうと言う言葉が新鮮だった。うっかり忘れそうになっていたが、これって
     人生において、とても重要なことだ。
     おそらく現代人は、忙し過ぎて、味わうことができなくなっているんだろう(p121)

    ・これまでの社会では、ほとんどの人が「学ぶ→働く→休む」という人生のステージを踏んでいたが、これからは
     働く期間がずっと長くなっていくはずだ。・・・中略・・・一つの仕事のスキルだけで生き抜くことは現実的に
     むずかしく、これからは「学ぶ」「働く」「休む」を同時進行でやっていくことになるのではないか(p124)

    ・人生の時間を、自分と家族の幸せを軸に考えたら、働き方、仕事の選び方も変わってくるはずだ。社会の価値観に
     無理に合わせること、周りと競争することよりも、休みをとって好きなことをすること、子どもとの時間を大切に
     すること、離れて暮らす親に連絡したり会ったりすることなど、自分に引き寄せた時間の使い方になるだろう(p134)

    ・それでも、やってみなきゃわからないし、やれば、新しい扉は開かれる。やれば気が済むのだ。「気が済む」というのは
     とても大切なことで、結果がどうであろうと、「やるだけやった」と気持ちがいい。人生の最期に「あれをやっておけば
     よかった」と思いたくないではないか(p170)

    ・「どんなところに住むか」「どんな人と付き合うか」「なににお金を使うのか」「どんな時間の過ごし方をするのか」
     「どんな挑戦や冒険をするのか」想像と選択の幅が広いほうが、人生の旅は面白いではないか。
     ... 続きを読む

  • 仕事に縛られがちなすべての人に読んでほしい。自分のほしいものをちゃんとわかっていないと、人生の大事なところで選択を誤る。いや、正確にいえばひょっとしたら「大切なものを蔑ろにして選択しつづけてきていたこと」に死ぬまで気づかない。

    筆者の言うとおり、「なんとなく、奪われている、というのが、いちばん怖い」。「今の仕事に疑問を感じてるけど、特に辞めるほどの理由もない。だから、なんとなく続けてる。」そんな人が世の中の大半な気がする。わたしだって、その一人かもしれない。

    自分にとって大切なことがわかっていれば、なにも問題ないだろう。家族と一緒にいる時間を取りたいなら、プライベートの時間を失わない仕事に就けばいいし、海外で働きたいならそのための勉強と知恵を身につければいい。ただ、自分を無視し続けると、前へ進めない。流されるように生きてしまうと、年齢とともに失っていくものの多さに憂鬱になるだけだ。なにを優先して生きるべきかは、ホントに大事だと思う。

    「どんなふうに生きても、なにかを得れば、なにかを失っている。逆に言うと、なにかを失っているときは、なにかを得ているときでもある。」なんでも自分次第なのである。

  • 〔感想〕
    ・まず、タイトルが素晴らしい。自分も旅するように生きてみたい。19章の「旅するように生きるために必要な七か条」は、著者のこれまでの経験が凝縮されている宝物のような文章だと感じた。

    〔珠玉の一文〕
    ・~何が欲しいのか、何ができるのかを自分の内側に問い続けていくこと。それが、旅することの本当の意味なんじゃないかと思っている。~
    ・~人は誰でも幾つになっても、新しい環境によって進化していける。~
    ・~してもらうよろこびより、してあげられるよろこびを選ぶ~

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