毎日かあさん2 お入学編

著者 :
  • 毎日新聞社 (2005年3月26日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770550

感想・レビュー・書評

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  • 有川浩さんのお勧めということで読んでみた。
    なるほど!子育ての中で生じる現象と、それに対する親ならではの感情。鋭い!旨い!
    上の男の子と下の女の子の性格や行動の違い。わかる〰️。

    これはもう、1も是非読まねば!

  • 娘しかいない私には、男児のバカっぷりがハンパない。「うわぁーバカだなー」と思うと同時に愛らしい存在。でも、ケガとか心配だろうな・・・と妄想してみます。(男児のカアチャン、お疲れ!)

    ところどころに書かれている、西原さんの子供のころの記憶が自分と重なって胸がギューってなりました。

  • このぐらいの男の子を育てるのって
    ほんとうに大変なんだと思う。
    (いえ、中にはそうでもない
    おりこうさんも
    いるにはいるでしょうけど。)

    だから、実の親か、あるいはよほど子どもが好きな人じゃないと、難しいんじゃないかな。

    西原さんのお宅はお母さんが親権をもっていたけど、
    お父さんも本当は親権がほしかったよう。

    父も母も子どもがいらなくて、
    親戚に育てられるって…。
    その子どもの成長にどんなに悪影響を与えるか
    想像に難くありません。

    やんちゃな息子を愛し、ともに成長する
    そんな親がそばにいてくれれば
    将来とんでもない事件を起こすような人間に育つことはないんじゃないか。

    ここ数日、どうもあの事件ばかり
    結びつけてしまいます。
     

  • もし(?)いつか、私が子供と生活することになったとして、そのあまりにも思い通りに行かなさにイライラして、きーっとなってしまいそうになったとき、この本の存在を思い出せたら、どんなにか助けになるだろうかと思う。

  • 1冊目と比べて子育ての内容が多い。10年以上同じお話を読んでいても、その時によって受け取れるものも、考え方も違う。

  • 長男くんが小学校へ入学、でも相変わらずのドタバタ。全体としては男の子を育てる親として共感しながら笑えるものの方が多いけど、印象に残ったエピソードを並べてみると感傷的なものの方が多い(当然か)。
    あと、子育て中にふと思い起こされる西原さんが子どもの頃の記憶にも共感した。確かに、自分も息子の背中を見ながら自分の記憶も引っ張り出していることに気づいた。

    特に印象的だったのは、
    挿絵「うしろからみるのがすき」
    『むこうの空』アルコール依存症の元夫。
    『セミの音』いつもきみたちをさがしてしまう。
    『青いところ』藍色はお彼岸のいろ。
    『夜道』迷子になっても放さなかった手。
    『アジアのこどもたち』別の仕事で行った海外の貧困地域の子どもの話。
    など。
    巻末には石原慎太郎との対談も。

  • 長男さんが小学校入学。
    兄が主役になっているのを妹が気に入らないとか、子供あるあるがたくさん。

    鴨ちゃんとは離婚して、だけどそれなりのおつきあい。
    子供がいると完全に無関係になれないし。

    暮れに元旦那から「欲しいものはないの」って聞かれて、「大丈夫。全部もってる。」って言えるのはいいなぁ…。
    子供って本当に宝物なんだね。

    また、「アジアのこどもたち」って2ページまんがは、かつてカンボジアに行ったときのことを思い出させられました。
    日本に生まれて幸せです。

  • 毎日・生活家庭面2004〜5。息子小学校入学、保育園の娘は祝賀を妬んで…/寝かしつけるのに絵本を読むことは変わりない/男の子の乱暴は女理解不能一ヶ月以内に禁止されている小学校の池に入り込んだのがクラス5人、他の4人の母と同情的会話…/ウンコもらしたり/元夫とは別居し子を連れて会いに行く、娘は「パパと結婚しますように」と書いて泣かせ、息子はしりとりで「しりとり…リコン!」と急所を直撃/まんが生活20年、漫画のことで学校が呼び出すのは理不尽な弾圧/年の終わり「君は欲しいものはないの?」「大丈夫、全部持ってる」

  • ほのぼの日常。まさに周りを見ても、男の子の子供のいる母親とはこんな感じ。

  • 長男のクラスの友達のことを5大バカとか言っちゃって大丈夫なんだろうか・・・

  • 入学を迎えたおにいちゃんに対する、妹の嫉妬とかね。あぁ、あるんだろうな、なんて子ども達をとりまく風景がほほえましい。この人のパワーもあふれている。一方で、「だいじょうぶ ぜんぶもってる」とかね。そういうことを書かれることに、なにか複雑なものを感じてしまうところもある。切ない、でもないし、そんなこというなよ、でもないし、そういうこというの、なんかずるい、でもないし、といって満たされている、というものでもまた、ないだろう。ほんとに複雑としかいいようがない。これだけ、パワフルだったり、ほほえましかったり、クスクス笑っちゃうようなものを見せられたあとだとなおさらね。なんか、いろんな思いを感じさせる本だね。俺も子育ての最中で、もうすぐ長男は入学だ。今後の展望をさぐる意味でも(笑)、なんか一気読みに近い読み方になりそうだな。

  • 戦場カメラマンである父親の彼は、
    戦場で多くの子供たちの悲惨な様子を見てしまい、
    酒なしでは心が壊れてしまう。
    そしてその酒で身体を壊してしまう。
    彼の心情が辛い。

    子は親の背中を見て育つのだなあと思った。

    「君はほしいものはないの」「大丈夫、全部もってる」
    「こんな苦労が男にできるかバカやろう」
    「人生は女の方が絶対たのしい」

  • 長男が小学校入学。

    この頃の男子はまったく何を考えているのか理解不能。

    女子は幼いときから世間がよく見えている。

  • むすこくんが笑わせてくれる。元夫とのエピソードがちくちくする。

  • そういえば、西原理恵子は、思いっきり「学校」が嫌いな作家でした。

    子どもが小学校に入学ということで、多分、自分から、

    「学校に行け!」

    とは、いってないんだろうなぁと思います。

    だから、ランドセルの話とかが、けっこう肯定的にかかれているのは、ビックリしました。
    まあ、嫌いの「学校」は、中学校以上の学校なのかも。

    でも、やっぱり、子どもが学校に行くようになると、自分の頃とは、見方がちがってくるところもあるのだと思います。

    しかし、学校の教師から見たら、謎の一家なんだろうなぁ。
    お母さんは、ときどき、海外の紛争地域とかに出かけていくし、離婚したはずの旦那とも仲良しだし……。

    いや、このマンガを読んでれば、理解できるんだけど……。

  • 子供が学校に入ると面白いネタが増えるなぁ。サイバラさんと子供たち、鴨ちゃんの家族愛が泣ける。

  • 全部が全部そうではないが男の子を育てるのは大変らしい<(; ^ ー^)。ところでいろんな子育てエッセイマンガで「グリとグラ」の名前を聞くんだけど、実はどんな話か知りません(T∇T)。最後に「サイトシーイング」を「斉藤寝具」はウケたo(*^▽^*)o

  • ちょっ!!!
    あとがきが石原都知事との対談って、ツボにはまりすぎる(≧∀≦)

  • たまたま映画もレンタルして同時期に見たら、かなり内容が被ってました。でも原作をみないと、ブンジ(息子さん)のおバカぶりが半減すると思う。
    お入学編は賢く可愛いはずのフミ(娘)ちゃんのしたたかぶりがしっかり出ていて面白かったです。

  • ギャグマンガだと思ってた。いや、もちろん(?)そうなんだろうけど感動した。

  • 長男が入学してからのバタバタな毎日。
    男の子は本当に馬鹿で、女の子は上手くて、それぞれが愛しい。
    長男がどんな大人になるか、楽しみ。

  • 西原さんはかっこいい。
    憧れる。

  •  解りやすく読みやすい。
     「男に出来るかバカヤロウ」のフレーズがすごく好き。
     生きてく力を感じる。

  • いま読むと気持ちが落ち着く

  • 長男の小学校入学から始まる2巻。次第にパワーアップしてくるご長男の腕白っぷりに、わが家の息子と引き比べて深く頭を下げてしまうワタシだ。最初はニヤニヤ笑いながら読んでいたものが、参観日あたりから笑いっぱなしになり、「クラスに5人バカがいて」あたりで泣き笑いになってくる。離れて暮らしていても家族を思う気持ちがあふれていて、涙と笑いのミックス加減が、クソウあざといぞコノと思うのに泣かされる。

  • 遺伝するとしか思えない〜小学校に入った息子はバカ5人組の一人だった〜フィクションで学校に呼ばれて喧嘩して帰ってきたってフィクションはあるかなあ

  • 男の子のママに希望を、女の子のママからは羨望を!
    おもしろくて、おかしくて、しみじみして、じわりと涙もにじみます。

  • 日々大きくなる息子と娘を綴る子育て記。ただしその母としての器に驚いてはいけない。いつでも真剣勝負だ。

  • 母さんに必要なもの、忍耐とスタミナ。

  •  子どもたちの成長物語、ですね。もちろん母さんも毎日成長中。 妹が褒められ慣れしてて、お兄ちゃんが褒められたら不機嫌になっちゃうところは、女の子の難しさをよく表してるなと思いました。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西原理恵子の作品

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