毎日かあさん3 背脂編

著者 :
  • 毎日新聞社 (2006年4月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770567

感想・レビュー・書評

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  • 結論!
    女の説教を男は100%聞いていない。

  • 小学生に上がると自然とそうなるのか、天賦の才能か、息子くんのエピソードが豊富。サイバラさんみたいな人、息子の友達のお母さんにいないかな。
    同郷対談「やなせたかし×サイバラ」も面白かった。「『正義というのは信じ難い』ということ」「『正義の味方』だったら、まず、食べさせること。飢えを助ける」という部分は改めて考えたい。
    元夫のこの先についてはもう知っているので、なんとも切ない気持ちで読んでしまう。

    印象に残ったエピソードは、
    挿絵「家族の1コマ②」
    「発言者」給食の献立も保護者会の発言で動くのな。
    「大親友」ちょくちょく登場するまあくん。『そこからみる空のいろはきっと違うんだろなあ。』
    「突進小僧」走る走る。『わかった今夜からひいてみるっ』
    「息子の体質」ただでさえも轢かれたりしないか心配なのに、体質じゃあしようがない。
    「お祭りの夜」縁日の人混みに混じる幽霊探し。
    「脂をのせて」『お母さんになると親友がいなくなるのはなんでだろう。』『れっつ背脂』
    「父の名前」『生きとる人間の気持ちのほうが大事じゃ』

    「ボロボロですが」の主治医、高須院長に見えるがどうなんだろう(そうっぽい)。

  • 〈女の説教を男は100%聞いていない〉

    それ、すべての女が悟るといいと思いました。
    自分の精神衛生にも良い。
    期待しなければ、腹がたつこともないし
    思いがけず良いこともあると思います。

    もし「息子は私の言うことを何でもきいてくれる」
    と思っているお母さんがいるとしたら
    実は息子自身はすごく我慢していてストレスをためているかもしれない。

    その結果「だから中二の時、初めて愚母を殴り倒した時の快感は今でも覚えている」「愚母を殺したい」なんて40過ぎの息子に呟かれるのだと思います。

    ところで、西原さんの娘さんのほうは
    「お受験して私立の小学校に行きたい。
    兄の学校には行きたくない」
    「バレエを習いたい」
    と言っているので、早く続きが読みたいです。

  • やなせたかしさんとの対談あり。
    やなせさんの「生きていくってのは、満員電車に乗るようなもの~」って話が印象的。

    例えは微妙ではあるけれど、とにかく満員だろうが電車に乗り込む。
    電車を途中下車しなければ、終点近くになれば席は空くものだ…と。

    まずはトライすることが大事。
    継続することが大事。
    それが自分の自身にもなるのかな。
    ……って、西原まんがの感想になってないか(笑)

    我が家の中年女性陣
    「若いときに男の子を産んでおくべきだった~っ!」
    ※もう育てる気力と体力なし。

  • 男の子を持つ親の苦労話が面白かった。

  • 男の子ってこんなに(日常の言動が)ぶっ飛んでるの!?

    子どもがいないし、小学校の頃を思い出してもこんな子いたっけ??と思うくらい息子さんやそのお友達のスゴさにちょいちょい唖然としてしまいました。
    お小言やゲンコツはその都度あっても”どーん”と構えてる西原母さんすごいなぁ。

  • 体脂肪率40%の著者。

    早期教育の精霊が好き。
    あのはげちらかしたオッサンは誰がモデルなのだろう。

    家に息子の友達が集まってくる家というのはいいなあ。
    よっぽど居心地が良いのだろう。

    筆者は本能むき出しな人間が好きなんだな。

  • 多忙でもきちんと子供とコニュニケーションとれているな。

    徐々に弱っていくお父さんが少し心配。

  • 母さんは、楽しそう。
    バカなくらいが子どもはかわいいね!

  • 理緒の★、大好きなやつは5つに入れて上げる事にしよう。

    理緒、このシリーズが大好き。何故か好き。20140906 11M

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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