毎日かあさん4 出戻り編

著者 :
  • 毎日新聞社 (2007年7月20日発売)
4.20
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本棚登録 : 807
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770574

感想・レビュー・書評

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  • 泣いてしまった・・・。

  • あったかくて、ジーンとして、幸せな気持ちになれる素敵な本でした!

  • 家族って、夫婦って、子供って.....いろんなことを考えさせられました。読み終わって、思わず自分の子を抱きしめちゃいました(*^^*)

  • もう涙涙(T_T)
    最後の夫婦の会話が泣けてたまらない(/_;)

  • 何度も何度も読んでしまう。
    わたしの本棚にある漫画2冊のうちの一冊です。

    家族って、なんだろーとか、家族を持つ・つくるって苦しいなあと思うときにはこれ読みます。

    一緒に暮らすことでも、血縁や籍だけでもなく。

    ただ、相手に寄り添うことが一番ヒトを勇気づけるし、力を出せる行為なのかもなあ。

  • 『天才サイバラのぶっとい新鉱脈』

    突撃ルポから麻雀まで「ここまでやるか」という境地をひたすら見せてくれた西原。

    税務署との脱税ガチンコ対決をがっつり描いたときは
    「もはや敵無しか」と思わされましたが、どっこいこの手があった。

    それは家族。

    右手に衝動、左手に情緒を隠し持つ西原の本領は
    家族物にこそ発揮されるものでした。

    文句無し。ぶっちぎりの傑作。

    現在子育て中の新米夫婦も、子育てから卒業した熟練夫婦もあますことなく読むべき。

    特に夫である鴨志田さんが亡くなったことを描いた最新刊「出戻り編」での一遍は、
    死んで残される者の心情をゆらぐことなく描きあげた名作として読み継がれたい。

    だが、愛する者の死で生まれる傑作は、悲痛である。

    そこから逃げることなく描いた西原の業を思うと、
    作家として讃えられるべきであり、そしてやはり悲痛である。

    必読。

  • -いろんなバカをみたが家にあそびに来てクツをはき忘れて帰るバカははじめてみた-

    かあさんは毎日タイヘンだ。コドモってどうしてこんなに・・・切れそーだ。切れそうだけど、ついプッとふきだしちゃうように描かれているあたりが、西原理恵子さんらしい。子育てへの冷静な視線が男前です。なお、この出戻り編ではなんと出戻った元アル中だんなさまが天国にいっちゃうのだ。実話なのだ。泣けるのだ。こんながらっぱち母さん(褒め言葉)にはそうそうなれない。現役の母さんたちには最高のエール、子供いないひとには子供がほしくなるよな・・・どんな人でも、読み終わったときに、人類愛が湧いてくるよな漫画です。

  • 離婚したフォトジャーナリスト鴨志田穣氏との復縁(出戻り)と、ガン闘病から42歳での死に至るまでの描写が含まれている。<br>
    作者は女性「無頼派」漫画家として第一人者であり、倉田真由美らの追随を許さないと評されているが、「はれた日は学校をやすんで」を始めとする叙情派作品との対比があってこその無頼派サイバラであり、無頼派だけなら片手落ちであろう(と思っているのは私だけ?)。<br>
    毎日新聞に連載されている本作品は、全体として無頼派と叙情派との融合に成功している(<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E7%90%86%E6%81%B5%E5%AD%90">wiki</a>でも「その他」に分類されている)。<br>
    とくに本編は、私生活における悲しいできごとを作品として完成させたことに敬意を表したい。著者史上最高傑作。

  •  もちろん、全巻を。

  • 私は風呂に入りながら漫画を読むのが好きなので、この本もお湯に浸かりながら読みました。
    とりあえず風呂場で号泣です。
    最期に家族四人が過ごしたフィリピンの離れ小島の風景が正に「楽園」って感じで、美しすぎて泣ける。
    鴨さんのご冥福をお祈りいたします。

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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