毎日かあさん11 息子国外逃亡編

  • 238人登録
  • 4.06評価
    • (31)
    • (42)
    • (22)
    • (0)
    • (1)
  • 40レビュー
著者 : 西原理恵子
  • 毎日新聞社 (2014年10月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770918

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

毎日かあさん11 息子国外逃亡編の感想・レビュー・書評

  • 毎回描き下ろしを面白く読んでいるけど、今回の「息子急」もよかったわ、涙がドバドバ出てしまった。息子君が留学したがっていることは知っていたけど、ちゃんと自分の意志で決めて、自分の足で歩いていけるようになっていたのね。最後の「この子もう帰ってこないかもしれないなぁ」のセリフにぐっときてしまって…ここで改めて、自分を育ててくれた親の気持ちがわかった気がした。実は子供といっしょに過ごす時間って、思っているよりあっという間なのかもしれないなと。本編で、「娘が私のワンピースを着て、それはもう同じ服と思えず」と、いつの間にか自分より背が伸びた子の成長を実感する瞬間。丁度今ウチもそんな時期なので、植物のようににょろにょろ背が伸び、私のお下がりを着こなす娘が誇らしくもあり、ちょっぴり寂しくもありなのだ。
    とはいっても、やっぱり全体的にオバカ全開。若かりし頃、両サイド刈り上げヘアにしたお母さんに対し、お兄ちゃんの「お前北斗の拳の最初に出てくる悪人になっちゅうぞ」の一言には噴いた(笑)犬のぽん美さんも絶好調、「毎日が迷惑で楽しい」って言える環境がいいよな~。
    ヤマザキマリ、コンドウアキによる代筆「毎日かあさん」もよかった~。お二人の個性が表れた「かあさん」、このページだけ作画がすっきりときれいです(笑)

  • うわ~ん、もう何度読んでも泣いちゃうよ。最後に載ってる書き下ろし「息子急」、遠くに巣立った息子をお持ちの方は、誰もいない所でハンカチを用意して読まれるように。

    高一のガンちゃんが、留学を思い立ち、短期集中豪雨的猛勉強で校内基準をクリアし、アメリカへと飛びたっていく顛末が描かれる。(「クリア」と思ったら、何と!という展開付き。この場面、母サイバラ子ガンちゃん二人とも潔くてお見事!)

    サイバラ母さんは、突然の留学宣言にたまげつつも、家庭教師を探し、息子の好物炭水化物ゴハンをドバーッと作り、本人の必死の努力を見守っている。そのドタバタの日々の合間にもれる思いが身につまされる。
    「自分のこと、自分で決める年になっちゃったんだなあ」「いっちゃうのかあ。やだなあ」「この子もう帰ってこないかもしれないなあ。たった16年しか育ててないのに」

    そうなのだ。息子っていうのは、急に走り出してどっかへ行ってしまうのよ。思い返せば三年前の冬、受験生の息子から「ここを受けるから」と聞いたときの驚きたるやもう。「ほ、ほ、ほっかいどう~?」何でまたそんな遠く?二三時間で行ける所になんぼでも大学あるやんか。結構近場でも下宿していいよって言ってきたやん。… ま、結局反対はせず、思うようにさせて、無事合格もし、息子は遠い札幌へ行ってしまった。たった18年しか育ててないのに。

    ガンちゃんはそれよりずーっと遠いアメリカだ。しかも高校生だ。さすが西原の息子だなあと思う。ご本人はさほど悩んでいないように書かれているが、有名漫画家の息子ということで、煩わしいことも少なくないだろう。海外留学は正解かもしれない。それを自分で決めたガンちゃんも、送り出したサイバラも立派です。

    ちなみに我が家の場合、息子がいなくなってしばらくは、もうたまらなく寂しかったが、思いの外すぐ慣れてしまったのよ。洗濯物はどっと減り、買い物の量も半減以下、ゴハンの仕度は中年仕様で、あらまあラクチン。たまに帰ってくると、嬉しい反面、家事がどっと増えてちょっとめんどくさかったりして。それに遠いと思った北海道は、息子の入学を待っていたかのように就航したLCC(桃のやつね)のおかげで安く行けることもあり、かなり気軽に往復できる所だったのだ。入学以来しばしば行き来して、北海道を満喫している。親の方が。

  • 「人生には何度かお金で解決できない困難が起こる。
     たいがいのことはお金で解決する、だからお金は大切、
     だが、その時に役に立つのが経験。頭の中に経験を貯金する」
    と著者に説く、高須院長の言葉が素晴らしい。

    「人生では一番おカネが大切」と言いきる著者を認めたうえで、
    新たな考え方を提示している。

  • 赤ちゃんがいつの間にか成長して男の子になって
    男の子がいつの間にか成長して息子になって
    息子がいつの間にか成長して親離れを意識して

    最後の「息子急」はもう涙しながら読んでしまった。

    いつの間にか大きくなってしまった子供達への寂しさと愛が感じらる。
    ハンカチ必須。

  • これはあかん
    友達に是非! と教えられ購入
    息子急
    にやられました
    ただいま高校三年生受験真っ盛りな息子を持つ私。
    あかん。
    息子と重なりすぎ…(ーー;)
    年齢とか海外に行く、とかそんなんじゃなく
    急に親離れが加速する。
    そのあたりが、
    親の気持ちが追いつかない
    そんな思いが巧みに描かれていて
    こんなん狡いわ

    親としてはまだまだ未熟で、まだまだ教え足りないことが沢山あるように見えるのに
    子供は親の手の平から飛び立ちたがる
    今の私の気持ちを代弁してくれていました

    ふんとに
    こんなに汚い絵柄なのに
    こんな母さんと息子なのに
    凝縮された内容に ついでにこの絵柄が余計に自分と重なり
    やられました…

  • たくましく育つサイバラ家の子供。と犬。

  • 毎日かあさんは何冊も読んでますが、これは特に良かったtかな。母親気持ちとか、子供の成長とか。愛情たっぷりなんだよなー。

  • ガンディー君のまとも化とピヨ美ちゃんの心配な子ぶりが加速。
    女の子の方が男の子より育てやすいのは中学生まで。それを過ぎると女の子の方がおかしな方向に突っ走ったり心配事が増えてくる。
    男の子のバカは成長と共に治るけど、女は歳を重ねた方がバカに磨きがかかる。
    一姫二太郎は子供が十代半ばで親元を離れるのが普通だった時代の言葉。

    アメリカに旅立つガンディー君を見て「もう父親似の息子じゃなくなってて」と表現する西原さんの言葉にジンときた。
    が、それと共に「やっぱり母親は息子に若い頃の夫を重ねるものなんだー」とゲンナリした。
    マザコン男に苦しめられた身としては特に!

  • 2017.06.04

    あんなに小さかった2人がこんなに大きくなって、それぞれの道を歩み始めたんですね。
    連載最初の頃はとにかくバタバタの育児、という色が濃かったですが、巻を重ねるにつれて子育ても落ち着き、子供達を一歩引いて見れるようになった西原さんの穏やかな気持ちや成長は嬉しいけど切ない気持ちが伝わってきて、一コマ一コマがジーンと来る話が多かったです。
    私が親になった時に、またこの漫画を読み返したらきっと泣いちゃうんだろうなぁ。その時が楽しみです。

  • 「あら?妹に理にかなった説教なんてするようになったのねー」と読みながら思ってたら!まさかの留学!!
    デフォルメもそれなりにあるんでしょうが、思い立ってからの意志を貫くための猛勉強、そして試験失敗→再トライでクリアまでの流れは、これまでの「毎日かあさん」を読んで抱いていた息子像からは想像もできないもので、思わず涙がにじんでしまいました。
    ホント、「男の子は、急に走る」ですね。
    出席日数を数え間違いしてるあたりは「ああ!そこは変わってなかったかんかーい!」なんてツッコミたくなりましたが。

  • あのいがぐり坊主がしっかりした若者になって……(ホロリ)笑えて泣けるドタバタ毎日。

  • 男の子は
    急に
    走る

    今を大切にしよう。

  • 急激に(精神的に)成長した息子。
    本当は決して急激ではなくて、毎日毎日、1分1分の積み重ねなんだけどね、それを糧にしてグンと伸びる瞬間があるんだね。
    悪態をつきつつ、子どもさんを100%受け止めているところ、すごいね!

    さてさて留学へ旅立って行った息子さんは、これからどんな展開をみせてくれるんでしょうね?!

  • 【あらすじ(Amazonより)】

    息子の留学騒動を描く長編描き下ろしを収録。
    高校生の息子が突然「オレ、留学するわ」と言い出した!
    留学試験合格を目指し猛勉強を始めたはいいが、ハードルはあまりに高く――。
    急にやる気を出した息子と戸惑いつつ応援する一家。
    そして、息子はどこに行くのか?

  • 毎回、毎回・・・なんなんだ!!

    泣いてしまうじゃない。そんなに急いで大きくならないでと。

  • もはや大河ドラマ。日本の等身大の現代を映し出す、本当はこういう作品がクールジャパン。

  • お子さんが大きくなってきてからのほうが、なんか好きかなぁ。最後の話とかはぐっときます。

  • あのやんちゃなお兄ちゃんがなんと高校生になり、自分の意思で留学。大きくなって…大人になると時が止まるけど子どもの時間はどんどん進む。子どもでいるのは本当に短い時間なんだなぁ。

  • 露悪的に描かれる身も蓋もない作者の姿と、しみじみとした「家族」(とくに「親子」)エピソードとのバランスが絶妙。子育ての力みがちょっと緩む。大丈夫、そんな気にされてしまう。

  • 子どもが大きくなってくると、笑えるような失敗談は減ってくる。

    男の子は急に走る(逃げる)・・・
    「たった16年しか育ててないのに。」という言葉が印象的。

  • 安定の11巻。
    ほんとに、近々、
    毎日ばあさんに
    変わりそう。

  • いくつか吹き出して笑い、最後はうるっときた。

  • 息子くん、大きくなったなあ。
    そいでもって自分の進む道をちゃんと自分で決められる人になってるじゃん。親としては言うことないね。

    ところどころに「行かないで欲しい」という親心が透けて見えて、また泣かされてしまったわ。

  • 高校生男子のおバカっぷりに長年付き合ってきた身としては、ガンちゃんもついにこの年代になったか、いやーこういうのって結構身近でも見てるよ、となんだか嬉しくなってしまった(笑)。しかし、知ってる男子どもと彼との違いは、留学に行くことを自分で決めてしまった行動力だろうな。りえぞおと鴨ちゃんの息子だからこそ成せる業なのかどうか。ぴよ美ちゃんも随分なおしゃまさん(死語)になってしまって、今後は母親以上に大暴れしてくれるんじゃないかな。

全40件中 1 - 25件を表示

毎日かあさん11 息子国外逃亡編を本棚に「読みたい」で登録しているひと

毎日かあさん11 息子国外逃亡編を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

毎日かあさん11 息子国外逃亡編を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

毎日かあさん11 息子国外逃亡編を本棚に「積読」で登録しているひと

毎日かあさん11 息子国外逃亡編の作品紹介

◎シリーズ累計220万部を突破! ますます絶好調の「毎日かあさん」。毎日新聞大絶賛連載中、思春期の子供たちとの爆笑エピソードの数々に加え、第11巻の最大のニュースは息子の留学!

◎息子の留学騒動を描く長編描き下ろし(「息子急」21ページ)を収録!
高校生の息子が突然「オレ、留学するわ」と言い出した! 留学試験合格を目指し、猛勉強を始めたはいいが、ハードルはあまりに高く――。急にやる気を出した息子と、戸惑いつつ応援する一家。そして、息子はどこに行くのか? 爆笑&感動の描き下ろし。

◎ヤマザキマリとコンドウアキ代筆の「毎日かあさん」を収録
今年2月、ソチ五輪をロシアに見に行った西原さん。その間、新聞連載の方は、お友だちのヤマザキマリさん(「テルマエ・ロマエ」)と、コンドウアキさん(リラックマなどのデザイナー)が代筆しました。大きな話題を呼んだヤマザキ流、コンドウ流の「毎日かあさん」を本巻に収録しています。

毎日かあさん11 息子国外逃亡編のオンデマンド (ペーパーバック)

ツイートする