毎日かあさん11 息子国外逃亡編

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 328
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770918

作品紹介・あらすじ

◎シリーズ累計220万部を突破! ますます絶好調の「毎日かあさん」。毎日新聞大絶賛連載中、思春期の子供たちとの爆笑エピソードの数々に加え、第11巻の最大のニュースは息子の留学!

◎息子の留学騒動を描く長編描き下ろし(「息子急」21ページ)を収録!
高校生の息子が突然「オレ、留学するわ」と言い出した! 留学試験合格を目指し、猛勉強を始めたはいいが、ハードルはあまりに高く――。急にやる気を出した息子と、戸惑いつつ応援する一家。そして、息子はどこに行くのか? 爆笑&感動の描き下ろし。

◎ヤマザキマリとコンドウアキ代筆の「毎日かあさん」を収録
今年2月、ソチ五輪をロシアに見に行った西原さん。その間、新聞連載の方は、お友だちのヤマザキマリさん(「テルマエ・ロマエ」)と、コンドウアキさん(リラックマなどのデザイナー)が代筆しました。大きな話題を呼んだヤマザキ流、コンドウ流の「毎日かあさん」を本巻に収録しています。

感想・レビュー・書評

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  • 毎回、毎回・・・なんなんだ!!
    泣いてしまうじゃない。そんなに急いで大きくならないでと。

  • 第11巻にして初めて、舞台が吉祥寺とわかりました。
    なんと、ちょうどこれからコンスタントに吉祥寺に通うことが決まっていたので、これは衝撃的。
    ラーメンを食べずして帰宅することはできないと思った私。

    この漫画では思いがけずコンドウアキさんとヤマザキマリさんの代筆があります。
    面白い企画ですね。

    さて第10巻でやっとやる気スイッチはいった息子がすごいことになってる。
    早く12巻読みたい。
    一気に最後の三冊読んでしまいそう。

  • こどもが留学に行ったら嫌だなぁ。

  • やっぱり基本的に「息子」「こども」「やらかす」で楽しめたシリーズなので、息子さんが大人になってきちゃうと、面白さは本当に息子がいる人ほどではなくなってしまう。

    高校生になった息子さんが自ら留学を決めて、親が言わなくても努力して、大人になっちゃう。
    男の子は急に走る。

    ここでお話を終わらせても良かったかも。

  • 子供はいつの間に育つ
    頼りなかった兄が、しっかり者だったはずの妹に勉強を教えていたり。
    いろんなことが起こる。

    自分が満たされなかった呪いを、娘にはしてやること、やらせてやること、機会を与えてやること、つまりは甘やかすとも取れるんだけど、でもそれで、自分の怨念が成仏するのだ、という考え方。
    きっと恵まれて育った人にはないだろう。
    でも私にはすごくあり、あぁそれでいいのか、と気付かされた。そういう人もいるんだな、って。

  • 毎日かあさんは何冊も読んでますが、これは特に良かったtかな。母親気持ちとか、子供の成長とか。愛情たっぷりなんだよなー。

  • 2017.06.04

    あんなに小さかった2人がこんなに大きくなって、それぞれの道を歩み始めたんですね。
    連載最初の頃はとにかくバタバタの育児、という色が濃かったですが、巻を重ねるにつれて子育ても落ち着き、子供達を一歩引いて見れるようになった西原さんの穏やかな気持ちや成長は嬉しいけど切ない気持ちが伝わってきて、一コマ一コマがジーンと来る話が多かったです。
    私が親になった時に、またこの漫画を読み返したらきっと泣いちゃうんだろうなぁ。その時が楽しみです。

  • 「あら?妹に理にかなった説教なんてするようになったのねー」と読みながら思ってたら!まさかの留学!!
    デフォルメもそれなりにあるんでしょうが、思い立ってからの意志を貫くための猛勉強、そして試験失敗→再トライでクリアまでの流れは、これまでの「毎日かあさん」を読んで抱いていた息子像からは想像もできないもので、思わず涙がにじんでしまいました。
    ホント、「男の子は、急に走る」ですね。
    出席日数を数え間違いしてるあたりは「ああ!そこは変わってなかったかんかーい!」なんてツッコミたくなりましたが。

  • あのいがぐり坊主がしっかりした若者になって……(ホロリ)笑えて泣けるドタバタ毎日。

  • 男の子は
    急に
    走る

    今を大切にしよう。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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