毎日かあさん13 かしまし婆母娘(ばばははむすめ)編

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  • 毎日新聞出版
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770932

感想・レビュー・書評

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  • 思いがけず大好きな中瀬ゆかりさんがご主人と登場して嬉しかったです。
    見たことなかったので。

    息子が田舎の兄と同様、他の家族がもめていても、独特のポジションで良い方向にまとめていくというところが、とても興味深いですね。
    天性の良い性格というか、特技というか。
    私にはありえないけど
    私の周りにそういう人いるかな?考えてみる。

  • 大きくなったな~。(毎度言っちゃうんだけど!)
    巻を重ねるほどにしみじみとしてしまう。勿論、笑いの地雷は相変わらずそこかしこに仕掛けられているけどね。笑いながらも、母として学ぶことは多し。ガンちゃんのアメリカ留学エピソードもひとつひとつがユニークでした。おおらかでいいや、海外。
    家族ネタの面白さは勿論だけど、ぽん美さんや文治さんの犬猫エピソードも大好き!今回ウケたのは文治さんとクマンバチとの「漢」な闘いです。いやはや、食欲旺盛!見返しの猫ちゃん三匹の写真、ふてぶてしいもっちりした表情がかわいいよ。
    喜怒哀楽がたっぷり詰まった春夏秋冬。いつも心がいい感じにかき回される作品だ。

  • 毎度どこかで泣かされる。今回は冒頭の「思い出の夢」。子どもたちが小さかった頃の夢を見ると、いつもいつもたまらない気持ちになる。
    「家事なんかしなきゃよかった 家なんてもっと汚くてよかった」「あんなに抱っこしてほしがってたのに」
    わたしもサイバラと同じく、大人になっちゃった子どもたちを見て「もったいないことしちゃったなあ」って思います。

  • サイバラさんちの子どもたちはそれぞれうちの子たちと同世代で、それもあって何だか思い入れとともに長いことこのシリーズを読んでいる。子どもたちが大きくなってもこの話は面白い。今回もサイバラさんのママ友や故郷の友や学生時代の友とのエピソードなんかも随所に挿入されていて、それもいい。

    息子くんは留学先から帰ってきて、絵ではだいぶむさ苦しく描かれているけどおっとりふわふわのんびりやさんなところは子ども時代から変わらないみたいで、母娘のいさかいの中でもうまく空気を和らげてみたいといい味出してる。

    娘ちゃん、前巻で始まったつんつか反抗期はまだ続いていて、多くのページで口が嘴みたいに描かれてるんだけど、最後のページでああいいなぁ…って思わされる。

    このシリーズ、最後の書き下ろし短編でほろっと泣かされる仕組みになってて、今回も出先で読んでてうるっと来そうになった。危ねえ危ねえ。

    ちょうど今朝、うちの娘が放置してた英語テストの答案を偶然目にしたら、なにげで「I want to be a ○○(私の職業)」なんて書いてあってちょっぴり「おおう…」とか思ったりしたのとラストシーンが重なって感慨ひとしお。

    ガンジくんにぴよ美ちゃん、いつまで登場してくれるのかな。大人になっていくのは嬉しく楽しいけど少し寂しい。たぶん、我が子と重ね合わせて見てるからなんだろうなと思う。

  • うちの子の、「うちラッキーやろ」、何でか泣けるのね、何度でも。

  • 前作より見所は少なめだった。
    50代は色々受け入れられて、余計な見栄が無くなって、何だか生きるのがますます楽になりそうだ。
    そういう意味で、年を取るのは良いことだな、と思う。

  • 高校3年の勉強ができない息子さんへのアドバイスで「一生に一年だけ本気!!」という某予備校のポスターに触発されて、1年だけ必死で頑張って少しずつレベルを上げて行ったという母親の実談は為になりました。

    オフのビーチで痛い体型でかわいい水着を着るオバサンの表現が「浅田真央ちゃんしか着ちゃいけない水着を着たお母ちゃん」というのは「例えソコかいっ!」って思いました。

    アメリカは日本みたいな反抗期がないって話も為になったな。
    息子がお母さんに反抗すると、旦那さんが「オレのマイハニーに何をするっ!」って息子を半殺しにするだって。

    個人主義でレディーファーストの良いところかな。
    日本は男ってだけで威張っていられるダメおやじが多すぎる。

  • 売れてるんだねぇ

  • なんとなく読み続けてきたけど、ここへきて初めてああ良かったなぁって。サイバラさんの心境にシンクロ。

  • 子育て卒業間近?

    でも、母親にとってみたら、いつまでも可愛い子供たちなんだろうなぁ~

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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