- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620770949
感想・レビュー・書評
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もう何にも言うことはありません。私も我が子二人の後ろ姿を見送りながら涙が出る。
きっといろいろなことがあるだろう。つらいこと、苦しいことがあっても、小さい頃とは違って私がしてやれることは何もない。これまでの家族としての暮らしが、生きていく力になればいいと願うだけだ。
長いこと楽しんで来たシリーズの終わりは、自分の子育ての終わりを告げているような気がして、胸がジーンとしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了後、だばだばと落涙。これで本当におしまいなんだなと思うと寂しくって、自分でもびっくりするほど体内の水分が放出されました。
サイバラさん同様、自分自身の子育ても、子供を見守るだけしかできないことが増えてきた。大きくなり、手がかからなくなった半面、してあげられることが少ないということの、歯がゆさよ。でも、「毎日かあさん」を読むことで心が軽くなった。今回も名言がたくさんあり、笑いながらウルウルしながら、しっかり心に刻みましたよ。特に「お互い元気でやってくれれば 家族仲良くなくてヨシ」が好きです。
私もいずれ「卒母」を迎えるにあたり、寂しさをうまく乗り越えられるように何度でも読み返したい。 -
かあさん終了なんて! 子供はいつまでも子供、タイトル変えるだけでも続きを望む! うちも十八になったら好きにしてもらって自分で生きてけれるように育てなきゃねえ。シリーズ通して、自虐的な内容だけでなく、時々ジーンとくる内容があり、よかったなあ〜。
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ついに最終回。
16年分を8か月で読んでしまいました。
しかも最後の一か月で14冊中の6冊を読んで
このラストスパートぶりに夏休みの宿題を思い出した私。
さてその最後の数冊は(だから数年に及ぶのですが)、娘の反抗期。
二年経ったけど、その後どうなったのかなあ。
私が思うに、だいたいフィクションだったとしても、
こういう形で自分がマンガに登場してきたこと、
お嬢さんにとって嫌になってしまったのではないかと。
小さい時は歓迎していたのだろうけど。
反抗期は「近づきすぎた親にもっと離れてほしいときに行動するもの」なのではないか。
だから反抗期無しで来た子は、
「反抗する力に欠ける」
「反抗したいと思うほど親の距離が近すぎない」の二通りと思う。
私の場合は後者だったんだけど、それは「当時、親が近すぎていることに気づかなかったから」で、大人になってから理路整然と反抗しました。
そのためにたくさんの本を参考にしました。
おかげで遅ればせながら母が成長したと思う。
今、すごく仲良しです。
いつかまた、この息子さんとお嬢さんの様子を紹介してほしいなと思います。
もう少し大人になれば。 -
図書館で。
最終巻を借りてみました。いやぁ、人様の子供の成長は早いなぁ~と。たくましく育ってるようで何よりですねぇ。 -
子供たちが自分たちの道を進みはじめ"卒母"になる14巻。そっかあ。としみじみ読み終わりました。そして新連載『りえさん手帖』!人生は止まらない列車ですね!西原センセイ(笑)!
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2020.05
ついに最終巻。子育て終了なんですね。
私もついに親になり、最終巻を読んでからまた最初から読みたくなり読み返しはじめた。
いがぐり頭でバカの筆頭だったお兄ちゃんも背が高くなって髭も生えて自分の足で歩ける大人になってしまった。あんなに素直で可愛かったお姫様みたいだった妹も反抗期になり自分の世界を見つけた…ここまで本当にあっという間だったんだろうな。
きっと私もそうなんだろうな。今大変なことがあっても10年後、20年後にはいい思い出なんだろうな。
全巻ずっと手元に置いておいて、子育ての節目節目で読み返したいなぁと思う漫画です。出会えて良かった。 -
50歳を過ぎて下の娘さんも16歳。息子さんは無事に大学に入学。
人生たそがれで、オバさんだからわりと何でも楽しいというサイバラさんの母親エッセイまんがの最終巻。
人のことを憎み始めたらヒマな証拠…とか、ありがとうって言ってもらえる仕事は続くよ…とか、けっこうハッとさせられることばがたくさんありました。
やりたい放題やっているようで、睡眠薬がないと眠れないとか、サイバラさんもいろいろあるんだよね。
グチばかりの人からは速攻逃げて、いつも笑っている人と仲良くなったほうが良いって本当だよね。
男の子を育てる大変さをずっと楽しく読ませてもらったけれど、大学合格の報告の最初が「今まで本当にありがうございました。」だったんだから、サイバラさんの子育ては間違っていなかったと思う。
いろんなお話があったけれど、この巻で感じたほかのことは…。
体罰厳禁とか、キレイごとを言っている政治家どもは、この作品の「教師」とか、リアルを読んどいたほうがいいよ。
サイバラさんは東京在住だけど、お子ちゃまの頃に地方のリアルを体験しているから、そういうリアルが現実として日本という国にあることを知っておかなくちゃダメだと思う。
あと、一番面白かったのは「ヅラの心」です。 -
非常にあっさりとした終わり方だけれど、大団円。たぶん意図的に、最終回を盛り上げようという意図は無かったのだろう。それくらい凪が訪れているような、既にわたしたちは見送る側でしかないことを感じざるを得ないような、穏やかなフィナーレ。素晴らしいシリーズでした。
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14冊の本だけでうかがい知れることは限られてるけど、息子さん娘さんの成長していく様子を側で見ていたような気持ちになっていたので、この終わりはちょっと泣けました。
ああ、あの子達もしっかりと自分で何かを選択して歩き始めたのかー。なんだかしみじみしちゃう。 -
最終回。連載終了。もちろん受けるために大げさに誇張されてはいてずっと面白くて、ほとんど全巻読んだけど、最後ということで、いろいろな感想がわいてくる。子供が小さいころって、かわいくて、愛情をたっぷり注ぎながら、見守って。大きくなってくると個性が出てきて、兄、妹、それぞれ意思表示、首長がはっきりしてきて。青春期になって、それぞれがそろそろ親離れ、子離れが近づいてきて、将来の道を選び始めて。それをまだ見守って。
自分には経験がない子育て。過剰に干渉することはなかったみたいで、子供の自主性を尊重するような子育ての仕方。海外にもたくさん連れていって、いろんな体験をさせて。娘は娘、兄は兄で、自分達がやりたいことを見つけて、将来に進みだしたのは、人の家族ながらほっとさせられた。
偶然だけど、並行で「女の子が生きていくときに覚えていてほしいこと」も読んだ。内容がかなりかぶってるんだけど、お互いに書かれていないことが補完できてるところもあって、ちょうどよかったかな。 -
卒母!頑張れ私!
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子供の旅立ちとともに訪れる卒母。
母ではないが、共感できる話は多々あった。
本当にご苦労様でした。 -
可愛かった子供たち、ついに大人になったんだな〜。
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白い帆を風にはらませ、帆船が海をすべるように走る姿は、次女の名前をつけた時にイメージしたものと全く同じで、なにか運命的なものを感じた。
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新連載に期待。
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読了。サラッと読めるかと思ったが、時間かかった。立ち読みで、反抗期の娘さんが、悩んでるシーンがあり、買って読んだ。良かった。でも人生はまだ続くのだなと思った。
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小さかった子供達がほぼ大人になって、かあさんお疲れ様でした! かあさん最後の仕事は「自分で生きていく力をつけさせる」なのね。生き物ってみんな同じだね。後は婆ちゃんと犬猫の話を時々知りたいな(^ω^)麦ちゃんちも気になる〜。
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どの話も良い。
クスッとジーンが同居。
自分が娘育て始めてから、より共感部分も増えたし、まだ先の部分は共感できないけどこうなっていくのかなと想像したり。
最近知り合いとの会話の中で、「今が一番幸せ。悩みだらけの若い頃に戻りたくはない。」と思った。
本巻の「おばさんになって」に全く同じことが描いてあって、なんか嬉しい。
次回作から子供の話は激減するのかな。
寂しいな。
と思いつつ、やっぱり「毎日かあさん」と同じように、これからの子供達の様子や昔の思い出話などでガンガン出てくる気もしてるし、期待してる。