宇宙考古学: 人工衛星で探る遺跡と古環境 (丸善ライブラリー 353)

著者 : 坂田俊文

• 丸善出版 (2002年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「ハイテク考古学」から「宇宙考古学」へ-ハイテク機器・コンピュータ技術を用いた遺跡調査や壁画復元などに端を発し、その利用技術の規模は留まるところを知らず、宇宙技術にまで及んだ。人工衛星画像の画像情報工学によって従来の考古学では究明できなかった古代遺跡の数々の謎が解明されたのである。「エジプトの未知のピラミッド発見」という偉業まで成し遂げてしまった筆者が、二〇年以上に及ぶ調査・研究の成果のすべてを、貴重な数々の写真を交えながら熱く語る待望の書。

感想・レビュー・書評

[dannerさんの感想 · 2010年3月25日]

魅力あるテーマだが残念ながら情報が今読むには古い。新たに始まったこの分野の紹介と、新発見もいくつか記載されるが、多くは有名な遺跡を衛星画像で見ました、というくらい。衛星画像からわかった新発見だけをまとめて、最新情報を入れ込んだ新刊が出ないだろうか。