グラウンドスケープ宣言: 土木・建築・都市-デザインの戦場へ

著者 :
  • 丸善出版
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621074152

作品紹介・あらすじ

見れども飽かぬ風景、人を勇気づける風景、時代を超えて人々に愛され続ける風景…土木、建築、都市のあらたなデザインの地平を拓き、次代のよりどころとなる風景を手にするために、今われわれがすべきことは何か。風景を想うすべての人たちに、デザインの最前線から呼びかける、力強いメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • シンポジウムでの大野秀敏さんの発言や、その後の大野氏による文章はとてもエキサイティング。
    それ以外の部分は、残念ながら、そうは言えなかった。
    主張は正しいのだろうが、じゃっかん議論全体が内向的。
    とはいえ、プロパガンダとして重要だし、記念碑的な一冊。

  • 建築、都市、土木を横断して世の中のことを考えようという本。

    今まで見たことがなかった土木からの視点はとても興味深かった。
    将来の道として、都市再生を実践する立場に立つのか、
    あるいは現状縦割りされているこの3つを横に繋ぐ制度整備をする立場に立つのか、悩むところだ。

  • 組織にどっぷりと浸ることを拒否し、村社会の論理に違和感を覚え、連帯を求めよ

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著者プロフィール

1950年神奈川県横浜市生まれ。建築家。1974年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科にて吉阪隆正に師事。修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て1981年、内藤廣建築設計事務所設立。2001年、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授、2002-11年、同大学教授、2007-09年、グッドデザイン賞審査委員長、2010-11年、東京大学副学長。2011年、東京大学名誉教授。建築作品に海の博物館(日本建築学会賞、吉田五十八賞、芸術選奨文部大臣新人賞)、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館(村野藤吾賞、毎日芸術賞)、倫理研究所 富士高原研修所、島根県芸術文化センター、虎屋京都店、静岡県草薙総合運動場体育館、富山県美術館、高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設(芸術選奨文部科学大臣賞)、東京メトロ銀座線渋谷駅など。著書『素形の建築』『構造デザイン講義』『環境デザイン講義』『内藤廣と若者たち』『内藤廣の頭と手』『形態デザイン講義』『内藤廣の建築1』『内藤廣の建築2』『内藤廣設計図面集』『空間のちから』ほか。

「2021年 『建築の難問 新しい凡庸さのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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