固体物理学入門

著者 : チャールズ・キッテル 宇野良清 新関駒二郎 山下次郎 津屋昇 森田章

• 丸善出版 (2005年12月30日発売)

作品紹介・あらすじ

固体物理学の初等的教科書の最新改訂版である。金属や半導体、完全結晶の性質だけに偏らず、固体物理全般を網羅し、物理的基礎を押えつつ実用的にも役立つように配慮している。シュレーディンガー方程式の初等的な取り扱いだけを予備知識として、初等的基礎理論と単純なモデルから広範な実験事実を説明し、豊富な例を述べている。第8版では、新しい進展を随所に取り入れるとともに、ナノ構造の章を加え、また、章の順序を入れ替えて発展の著しい超伝導と磁性体を早い段階で学習するように改められている。本書は、これまで翻訳版で2分冊としていた内容を、原著と同様に1巻にまとめたものである。

感想・レビュー・書評

[pnictideさんの感想 · 2022年6月12日]

固体物理の基礎を固めるのに必須の古典名著。

[すのぶさんの感想 · 2006年8月2日]

教科書としては不親切だが資料集として使える。海外のアマゾンのレビュアー曰く、「この本の唯一の利点は燃やせば暖かいことだ」とのこと(笑)良くも悪くも広く支持される一冊。