いかにして問題をとくか・実践活用編

著者 :
  • 丸善出版
3.15
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本棚登録 : 651
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621085295

作品紹介・あらすじ

誰でも読める!日常で、ビジネスで、使える!-1954年に刊行してから半世紀以上、数学的思考法の指南書として愛され続けてきたポリア『いかにして問題をとくか』-その内容は、今でもさまざまな問題解決に活用できる不変的ヒントに満ちている。本書では、日常やビジネスの問題解決にどのように活用できるのかを、筆者ならではのユニークな視点から、平易な言葉と具体的な事例を通して読者に語りかける。

感想・レビュー・書評

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  • 短くてすぐ読めてそれなりに面白かったが、あまり印象に残った話題が無かった…

  • おもしろい。
    数学を知っていると日常生活がまた違った景色になる。
    扱われている論理や問題は自分には難しかったが、数学に親しむ必要があるのはよくわかった。

    簡単なところから数学を学びなおし、日常的に数字で考える、数学の理論で考えるクセをつけておこう。
    そうすると、いろいろなことが整理される。
    問題はほぐして、自分のもっている知識をつかい、解決し、検証することが必要だ。

    以下、ネットに出ていたまとめ。
    おもしろかったので貼っておく。

    4つのステップ
    1.問題を理解すること。
    問題が何であるのか。何が原因かを分析する。原因は全て列挙する。
    2.計画をたてること。
    可能性のある解決策を列挙して、ベストな解決を選ぶ。
    3.計画を実行すること。
    計画を着実に実行する。弱気にならず努力する。
    4.振り返ってみること。
    解決策を実行後、問題が解決したか評価する。
    未解決ならば見直しを行い、問題が解決するまで繰り返す。

    *帰納的な発想を用いる。
    帰納とは観察や特殊な事例の組み合わせから一般的な法則を発見する手続きである。
    自然数で3位までまずはやってみる。
    *背理法を用いる。
    間違った過程から、著しく不合理な結論を導いて、その仮定の誤りであることを示すことである。
    *条件を使いこなしているか。
    明らかになっている条件だけでなく、隠れている条件はないか。を考える。
    *図を描いて考える。
    図にはグラフも含まれる。
    *逆向きに考える。
    *一般化して考える。

  • タイトル通り、実践的な内容が多くて、わかりやすい

  • 4つのステップ
    1.問題を理解すること。
    問題が何であるのか。何が原因かを分析する。原因は全て列挙する。
    2.計画をたてること。
    可能性のある解決策を列挙して、ベストな解決を選ぶ。
    3.計画を実行すること。
    計画を着実に実行する。弱気にならず努力する。
    4.振り返ってみること。
    解決策を実行後、問題が解決したか評価する。
    未解決ならば見直しを行い、問題が解決するまで繰り返す。

    *帰納的な発想を用いる。
    帰納とは観察や特殊な事例の組み合わせから一般的な法則を発見する手続きである。
    自然数で3位までまずはやってみる。
    *背理法を用いる。
    間違ったかていから、著しく不合理な結論を導いて、その仮定の誤りであること
    を示すことである。
    *条件を使いこなしているか。
    明らかになっている条件だけでなく、隠れている条件はないか。を考える。
    *図を描いて考える。
    図にはグラフも含まれる。
    *逆向きに考える。
    *一般化して考える。
    考えることは面白いと改めて感じた。

  •  ポリアの"How to Solve It"(いかにして問題をとくか)を項目ごとに具体的な事例や数学問題をもとに解説されています。具体的な実例を通じて問題解決の重要な考え方がまとめられているので,役立つ場面も多いかと思います。
     ただ,馴染みのある話題や,すでに知っている話も多く,改めて問題解決の考え方について読んでみるというような状況になる方もいらっしゃるかもしれません。また,「いかにして問題をとくか」の実践活用編となっていますが,ポリアの著作の引用は各章の冒頭くらいで,後は実際の問題解決の場面や数学問題の解説になっていますので,ポリアの解説書ではなく,ポリアの著作を基にした実践活用の具体例をまとめた書籍と捉える必要があると考えます。

  • 4〜5

  • 2014/08/02 購入
    2014/08/10

  • ビジネスに役立ちそうな考え方も多く、非常に面白かった。文系の私でも理解できるように、分かりやすく書かれていた。
    まえがきやあとがきのメッセージにも非常に納得できた。

    次は原書に挑戦したい。

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著者プロフィール

芳沢 光雄(よしざわ・みつお):1953年東京都生まれ。東京理科大学理学部教授、桜美林大学リベラルアーツ学群教授などを歴任し、現在は桜美林大学名誉教授。理学博士。国家公務員採用I種試験専門委員(判断・数的推理分野)、日本数学会評議員、日本数学教育学会理事も歴任。著書に『新体系・大学数学入門の教科書』『新体系・高校数学の教科書』『新体系・中学数学の教科書』(各上下)(講談社ブルーバックス)『中学生から大人まで楽しめる 算数・数学間違い探し』(講談社+α新書)『AI時代に生きる数学力の鍛え方』(東洋経済新報社)など多数。

「2024年 『数学の苦手が好きに変わるとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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