- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621300497
感想・レビュー・書評
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約35年前の高校物理の教科書には、ニュートリノの質量はゼロであると明記されていました。しかし、岐阜県飛騨市神岡町に建設されたカミオカンデ、スーパーカミオカンデにおける実験結果から、ニュートリノは質量をもつことが示されたのです。一連の研究業績により、2002年および2015年に日本人研究者がノーベル物理学賞を受賞しました。この書籍には、さらにハイパーカミオカンデの建設が計画されていることなどが記載されており、学生諸君にはこれら素粒子物理学の研究成果の工学的応用を実現して欲しいと願っています。
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科学はロマンだぜ。
と言って解らなかったことを誤魔化す。
でも、美しい論に肩入れしがちだなんて研究者達もたいがいロマンチストらしい。
私は「カミオカンデ? なんだか強そうでかっこいいな」と興味を惹かれた超文系なので、解らないのは当然でした。しかし解らないなりに、これ以上簡単にしたら余計意味不明とか別物になってしまうというギリギリのラインに違いないと察せられました。
研究の内容などについてはちんぷんかんぷんで……。「この式を見れば分かるように」って「いやわかんないし」て食い気味で突っ込んでしまったし。
カミオカンデがどのように作られたかとかドキュメントの一面はとても楽しめました。
あと重力崩壊型超新星爆発っていうもののシナリオも、理解できたとは到底言えないながら、手に汗握りつつかっこいい……としびれていました。 -
2015年ノーベル物理学賞は「ニュートリノ振動の発見」でアーサー・B・マクドナルド クイーンズ大学教授と共に梶田隆章東京大学教授が受賞。
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