西洋哲学史 2―古代より現代に至る政治的・社会的諸条件との関連における哲学史 (2)中世哲学

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622019022

感想・レビュー・書評

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  • 案外よみやすい。時間がある時よみなおしたい。

  • 【読みたい】
    鎌田先生の『成功術 時間の戦略』より。

  • 2週間でまったくよめなかったので1週間延長したがやはりムリでした。なので途中的な感想を。ラッセルの本、とにかく面白いと先日感想をすこしばかり述べていたのだが、なぜにおもしろいか。面白い=お笑い的or not。notのほうですよもちろん(笑)訳者もあとがきで書かれていたが、やはり的中だ。ラッセルのこの哲学史が面白いと感じるのは・・・からはじまるあとがきは大変興味深かった。まったくラッセルのことを知らずに読んだ本だっただけに、もう少し著者のことをしるべきだったと。

     ラッセルはノーベル文学賞を3度もとったことがある人だった。∴その文脈、文構成がすばらしい。この点が一番彼の本が"おもしろい"と言われる所以だとか。なるほど!!と。確かに読んでいると流れるようにそして着々と淡々と古代から中世にかけての歴史を交えながらの解説が読むにつれてますます的をえているようであった。もちろんわたしはまだまだ哲学そのものの基本的な部分を勉強していないため、ラッセルと他の哲学者の比較ができるほどではない。だが、まずは、小難しいといわれる哲学の基礎の部分で、なにかしら楽しさを理解することができると、もっと勉強のやり方もかわるのではないかと思った。今年、ラッセルの本にであったことで、後々また読み返す時期がきたときに、そのすばらしさが今以上になることはまちがいないであろうと考えた。図書館には2からしかなかったが、ぜひ古本屋でとりよせて1からよんでみたい

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著者プロフィール

1872-1970。イギリスの哲学者。17世紀以来のイギリスの貴族ラッセル家に生れる。ケンブリッジ大学で数学・哲学を学ぶ。1895年ドイツを訪れ、社会民主主義の研究に打込む。1910-13年にはホワイトヘッドと共に画期的な著作『プリンキピア・マテマティカ』(3巻)を著わし、論理学や数学基礎論に貢献した。第一次大戦が勃発するや平和運動に身を投じて母校の講師の職を追われ、1918年に4カ月半投獄される。1920年労働党代表団とともに革命後のロシアを訪問。以後社会評論や哲学の著述に専念、ヴィトゲンシュタインとの相互影響のもとに論理実証主義の形成によって大きな影響を与えた。1950年哲学者として3度目のノーベル文学賞受賞。また原水爆禁止運動の指導者のひとりとして99歳の生涯を閉じるまで活動を続けた。多数の著作のうち邦訳の主なものは『西洋哲学史』(1954-56)のほか『懐疑論集』(1963)『ラッセルは語る』(1964)『人生についての断章』(1979)『私の哲学の発展』(1979、以上みすず書房)『哲学入門』(1965、角川書店)『ラッセル自叙伝』(全3巻、1968-73、理想社)など。

「2020年 『西洋哲学史【新装合本】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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