母権論 2: 古代世界の女性支配に関する研究 その宗教的および法的本質

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (596ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622037903

作品紹介・あらすじ

バーゼルのローマ法史家、バッハオーフェンは、尨大なギリシア・ローマの神話伝承に、集団記憶としての歴史記述を読みとり、古代世界に母権制社会の存在を発見した。法律的な面でも、性的な面でも、父権制とは全く異質の秩序が、本書の浩瀚な引用テクストに展開される。アプロディーテー的乱婚制・娼婦制の時代から、デーメーテール的母権制の時代、そしてアポローン的父権制の時代へ、この移行の3段階が、第1巻のギリシア、エジプトにつづき、第2巻ではインド、中央アジア、エーリスに検証される。

J.J.バッハオーフェンの作品

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