南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)

  • 52人登録
  • 4.00評価
    • (6)
    • (6)
    • (6)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
制作 : Antoine de Saint‐Exup´ery  山崎 庸一郎 
  • みすず書房 (2000年6月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622045212

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)の感想・レビュー・書評

  • 浪漫だなぁ、と思う。
    飛行機も女も。
    いずれも求められているのは実際の存在ではなくて、自己の投影。
    美しい文章で、整った作品だと思うのだけど、妻コンスエロの随筆を読んだために生身の生活がチラついてしまって、適度な距離を取れなかった。
    時間を空けて再読したら、もっとじっくり浸れるかも。

  • 訳がちょっと。堀口大學が訳してくれればよかったのに。残念。

  • 請求記号:958.7サ
    資料番号:010043354

  • 南方郵便機そのものは読んであったが、こちらに収録の人物評伝は何年も積ん読してたから読めて嬉しかった。レオン・ウェルトがどんな人でどんな交遊関係を結んでいたか。また「狐」「飼い慣らす」の暗喩のヒントも見つかって嬉しかった。普段はフランス人らしい皮肉のひとつも、彼は言わないのだろうか? と思っていたので、そのあたりも解消された。サン・テックスを身近に感じる一冊。ただ、訳は堀口大學のが好みだと感じる。

    どうやら「星の王子様」に登場する「狐」はアフリカにおけるフランス領において帰属しない民族の暗喩だったようだ。パイロットが砂漠に不時着して彼らに見つかると、十中八九乗客も含めて殺されていた。飛行機事業の創成期、それは命がけの仕事だったが、命を落とす理由は墜落事故だけではなかったのだ。砂漠に不時着したとき、彼らを護るものはスペインの要塞だった。

    パイロット、不帰順民族、要塞は、そのまま「星の王子様」で狐が語った鶏、狐、農夫の関係に置き換えられる。けれども、彼らの根底にあるものを見抜いたサン・テグジュペリは彼らと友情を育むことに成功した。その旨が彼の姉によって記されている。

    「友達になってよ」と狐がいう場面だけは、あの作品において、緊張感が漂っていた。死にも例えられる王子様の消滅に向かう後半とも違う、もっと五感による生々しい緊張感があった。その理由がわかった気がする。

  • 持ってるのは文庫。
    乾いた大地と星降る夜を、誰かへの便りと誇りを胸に、ときに不時着して命を落とす者がいたとしても、飛行機乗り達は今日も空に羽ばたいてゆく。
    舞台も何もかもが違うのに、あたしの頭の中では主人公はポルコ・ロッソになってる。

  • 夜間飛行で疲れて読まない人もいるかもしれない。でもそれは大きく間違っている。
    南方郵便機こそ傑作だと思う。

全7件中 1 - 7件を表示

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)に関連する談話室の質問

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)を本棚に「積読」で登録しているひと

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)はこんな本です

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)のペーパーバック

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)のKindle版

南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)のKindle版

ツイートする