女性にとっての職業: エッセイ集

  • みすず書房
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622045847

作品紹介・あらすじ

女性の知性・協同組合からブロンテ姉妹やオリーヴ・シュライナーまで、<語るべき自己>をもった女性の内面と歴史をあつかった秀抜なエッセイ26篇を集成。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今の時代に生まれた私はそりゃ自由だけれど、それでもまだ不足だ。
    影はいつでものしかかってくる。
    互いに抑圧し合うことなしに、誰かと共にいられる日が来るのだろうか?

    けれどきっと成し遂げようとする人にとって、制約は問題ではない。

    私の弱いこの心は彼女たちが妬ましい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1882年―1941年、イキリスのロンドンに生まれる。父レズリーは高名な批評家で、子ども時代から文化的な環境のもとで育つ。兄や兄の友人たちを含む「ブルームズベリー・グループ」と呼ばれる文化集団の一員として青春を過ごし、グループのひとり、レナード・ウルフと結婚。30代なかばで作家デビューし、レナードと出版社「ホガース・プレス」を立ち上げ、「意識の流れ」の手法を使った作品を次々と発表していく。代表作に『ダロウェイ夫人』『灯台へ』『波』など、短篇集に『月曜日か火曜日』『憑かれた家』、評論に『自分ひとりの部屋』などがある。

「2022年 『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヴァージニア・ウルフの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×