寺暮らし

著者 :
  • みすず書房
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本棚登録 : 21
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622046189

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  •  谷根千という雑誌の編者の東京での暮らしを書いたもの。
     寺の敷地に三人子供と引っ越してきたのであって、尼僧になったわけではない。


     この人についてはこの本で知ったのだが、それは行きつけの古本屋に一時期二冊ずっと置いてあって、「あ、また置いてあるわ」「またやわ」「誰か買ったりーな」と思っていたもので、わたし自身買う気はなかったのだがあまりに何度も眼にすると親しみを持ってしまうパターン。今回、図書館にあって手にとってみた。他に「ママがプールを洗う日」「ブンナよ木からおりてこい」がやたら古本屋に置いてあって気になる。一緒に古本屋によく行く人は「愛人」「南プロヴァンスの十二ヶ月」がいつもあるとこぼす。

  • 初期の頃は良かったけれども、少し鼻につくようになったのは気のせいかな。

  • (※買ったのはこちらではなく文庫版の方)

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著者プロフィール

1954年生まれ。中学生の時に大杉栄や伊藤野枝、林芙美子を知り、アナキズムに関心を持つ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。
その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞受賞)、『暗い時代の人々』『谷根千のイロハ』『聖子』(亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。
近著に『路上のポルトレ』(羽鳥書店)、『しごと放浪記』(集英社インターナショナル)、『京都府案内』(世界思想社)がある。数々の震災復興建築の保存にもかかわってきた。

「2023年 『聞き書き・関東大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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