- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622047230
作品紹介・あらすじ
子どもの頃は、どうしてあんなに毎日がくっきりしていたのだろう。自然が息をするのにあわせるように、からだが息をしていた。季節、季節が、新鮮な発見に満ちていた。舗道にのこった夏のキャンディーのしみ。リンゴの皮の味のする秋の風。すっかり葉の落ちたカエデの木。クリスマス・キャロルの懐かしいひびき。初雪。春の訪れ。子ども時代の12カ月の光景を繊細なリズムに刻み、さりげないけれど、とても大切なものを伝える詩のカレンダー。成長するとは、何を獲得することなのだろう。何を喪失することなのだろう。
感想・レビュー・書評
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12か月に沿った詩の絵本。
事実を述べているだけな感じ。 -
2011年10月7日
<A CHILD'S CALENDAR> -
10月31日はハロウィンです。
タイムリーかつアップダイクが関わった唯一の絵本、ということで前から気になっていた一冊を入れてみました。
十二の月それぞれの季節感を繊細に表現したイラストも素敵。 -
言葉のひとつひとつが瑞々しく美しい。春夏秋冬の素晴らしさを再認識できる、素敵な詩のカレンダーだ。毎月、カレンダーをめくるたびにその月の詩を読みたいなと思う。季節の移り変わりを、五感でしっかり感じることの大切さに気づかせてくれる。
どの詩にも印象的なフレーズがあり、敢えてひとつ挙げるなら、六月の「金の時間に 銀の日々」かな。古きよきアメリカを感じさせる絵も素敵だ。できることなら原詩でも読んでみたいなと思う。
この「詩人が贈る絵本」シリーズ、気に入りました。他の作品も読んでいきたい。