夜、空をとぶ (詩人が贈る絵本)

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制作 : モーリス センダック  Randall Jarrell  Maurice Sendak  長田 弘 
  • みすず書房 (2000年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622047254

夜、空をとぶ (詩人が贈る絵本)の感想・レビュー・書評

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  • ◆米詩人ジャレルの遺作絵本。絵を描いたセンダックはこの物語に「少年の心の飢え、満たされない心の激しい痛み」を読み取ったという。◆一人ぼっちの少年は、夜に、空を浮遊する。父母やヒツジたちの見る夢を覗き見たり、猫やウサギの詩を聴いたり、フクロウの語る暗示的な物語(空飛ぶ練習・一つ(父?)の死・母の抱擁に終わる)を聴く。◆「空を飛ぶ夢」は〈自由・性・理想〉への欲求といわれるが、少年が自立の頃を前にして家族の(特に強い母の)愛の中から生まれ出ようとしてもがき苦しんでいる・夢から覚められない夢といった印象を受けた。◆センダックは浮遊する少年を全裸に描く。なまめかしく、幻想的な線画である。◆センダックが見開きの最も大きなイラストの一部に「赤ん坊の自分と、抱いている母親」を描きこんだことでも有名な絵本。◆終盤、母親の視線が物語を大きく支配している。村上春樹の「不思議な図書館」を思い出した。◆もやもやとした読後感。時間をおいていつかまた図書館から借りて読む気がする。【2013/10/26】

  • サティのジムノペディをそのまま絵と文に写しとったような、幻想的な絵本。

    眠れない男の子が空をとぶイメージをふくらませ、夢か現実かはっきりしないままに物語は進みます。

    結末をどう解釈するかは読み手に委ねられています。

  • 少年が夜、空を飛ぶ絵本。人の夢を見れ、梟になる。
    子供の頃は飛ぶ夢を見て色々なところに行ったことを思い出す。話としては何でもないが、既視感と言うか、妙な親近感を感じる。
    凄くよい素材を見つけたのに、ストーリーがピンと来ない所は残念で、この題材で自分で何か書けないものかと考える。

  • 久しぶりにセンダックさん。浮遊する子どもの絵柄はまさに「まよなかのだいどころ」や「かいじゅうたちのいるところ」の描写に通じるところありですね〜。

  • 「詩人が贈る絵本シリーズ」の一冊。
    センダックが母と自分を描いたことで名高い、見開きの1ページに秘密があります。

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