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- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622071242
作品紹介・あらすじ
アドルノ生誕101年に贈る、気鋭の力作。自然と歴史をともに相対化し、各々の宥和をめざす「自然史」の理念を軸に、錯綜するアドルノ思想を横断的に読みとく。
感想・レビュー・書評
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アドルノ周辺……ハイデガー、ベンヤミン、フッサール、カントetc この本のカバー内容をしっかり理解するにはこのへんへの原書を複数読んだくらいの理解が必要になってくると思う。が、必ずしも不明なまま読んだからといって、この系統にありがちな不親切な文章ではない。きちんと文脈というものがあって、知らないなりにも読めていける。自然と歴史の建設的な接点としての自然史を軸にアドルノの思想が周辺との関連で述べられている。読み通せばアドルノ的観点の面白さというか有意義さのようなものを感じれるのではないかと思う。
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