兵士の報酬 ―― 随筆コレクション 1

著者 :
  • みすず書房
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (514ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622078234

作品紹介・あらすじ

1980年、42歳で急逝した野呂邦暢。長崎・諫早に根をおろして執筆をつづけ、小説「草のつるぎ」(第70回芥川賞受賞、「諫早菖蒲日記」など、その端正で丹念な文学世界を構築した。再評価が著しい作家の随筆作品を多数の単行本未収録作品を含め集成。本巻は、初めて野呂の文章が活字になった「ルポ・兵士の報酬」(1962年)をはじめ、1962年~1977年発表の215編を時系列で収録(うち単行本未収録作品79編)。解説・池内紀

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

野呂邦暢(のろ・くにのぶ)
1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『愛についてのデッサン』(ちくま文庫)、『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、などがある。

「2021年 『野呂邦暢 古本屋写真集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野呂邦暢の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×