- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622083672
感想・レビュー・書評
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生きがいある生活を送るためには、たえず人間関係に気をくばり、たえず何か行動をしていなくてはならないのかというと私は必ずしもそう思いません。あまり人間関係にばかりべったり密着していると、私たちは他人の顔色をたえずうかがい一喜一憂して暮らさなくてはならないでしょう。
ですから、生きがいの対象として、人間ばかりでなく、何か趣味とか読書とか、またはひとり美しい自然を眺めるとか、そうした活動も若いうちに身につけておくといいと思うのです。ときどき人間の世界から脱出して、知識の世界、思索の世界、美の世界、人間を超えた超自然の世界などに心を遊ばせることは、どれほど人間の心にゆとりを与え、他人に関係のない生きがいを与えてくれることでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
所在:紀三井寺館1F 請求記号:Browsing
和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=84409
【併読のススメ】
宮坂道夫『ハンセン病重監房の記録』
和医大OPAC http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=44023
ブクログ http://booklog.jp/users/wmulk/archives/1/4087203395
宮崎かづゑ『私は一本の木』
ハンセン病の闘病記、でもあるかもしれないが、何より著者の感性、文章のたおやかさにはっとさせられる。
和医大OPAC hhttp://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=84358 -
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