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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622083726
作品紹介・あらすじ
『われわれ自身の中のヒトラー』に並ぶ、著述家M・ピカート(1888‐1965)の主著。言葉、歴史、芸術など様々な事物と「沈黙」との関わり、人間が自立的で主体的な存在としてあるための「沈黙」の意味を探る。「騒音語が万事をならし、均等化してしまう」世界はいかにして生まれてくるのか、緊密な筆致で綴る。新版刊行にあたり、エマニュエル・レヴィナス「マックス・ピカートと顔」を付す。
感想・レビュー・書評
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愛の中にはことばよりも多くの沈黙がある。恋する男が恋人に語りかけるとき、恋人は、その言葉よりも沈黙に聴き入っている。マックス・ピカート『沈黙の世界』
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冬の朝、一面の銀世界、真っ青な空に白い太陽が光っている…あれは確かに『沈黙』だった。テレビからインターネット時代、騒音はラジオ時代の非ではない。沈黙は儲けにならない…重大な警告を受けている。
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学生時代に読んだものを再購入して再読。
改めて特に「愛と沈黙」の章はバイブル的に必携したい。新版に付されたレヴィナスによる「マックスピカートと顔」がお得感満載。
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