「ノ-マリゼ-ションの父」N・E・バンク-ミケルセン: その生涯と思想 (福祉BOOKS 11)
- ミネルヴァ書房 (1998年7月25日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623029471
感想・レビュー・書評
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ノーマリゼーション… ひとの歴史が生み出した言葉であり、考え方。それを知らずして、安易にきれいな言葉として用いても、薄っぺらい正義でしかないんだと思う。
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評伝の部分は、ちょっともの足りず。業績については、もっと深く詳細に取り上げて欲しかった。とりわけどう脱施設化が実現し、また、地域移行がすすんだのか、そのプロセスが知りたいです。
後半1/3ほどのバンク‐ミケルセンの著作、インタビューの翻訳は素晴らしい。ノマライゼーションの理念の神髄について、知りたければ、これらを読むことをオススメします。かなり熱いです。その思想の原点がナチスの収容所体験にあったことも合点がいきます。