システムズアプローチによる家族療法のすすめ方

著者 : 吉川悟 東豊

• ミネルヴァ書房 (2001年5月6日発売)

感想・レビュー・書評

[たばさんの感想 · 2012年11月12日]

システムズアプローチの技術というより、ものの見方について教えてくれる一冊です。治療者Hの逐語録に付けられた、微に入り細を穿つ解説コメントに、治療者の脳内で行わなければならない膨大な量のタスクが示されていておののきました。そのあと、さらに進化しようとする姿勢にも感銘でした。

[haruさんの感想 · 2017年8月1日]

家族療法が実現しようとしているものがイメージできるような一冊でした。
読み始める前、特異なものにみえていた「虫退治」が、読み終えた今、了解可能なものとして受け取れるようになりました。
子どもに携わる支援者の方にはおすすめの内容です。

[聴想企画さんの感想 · 2009年12月5日]

吉川先生のお話はどこかでききたい。

著者プロフィール

私設心理療法機関であるシステムズアプローチ研究所，コミュニケーション・ケアセンターなどを経て，2007年より龍谷大学心理学部教授。専門はシステムズアプローチ。著書は「家族療法」（ミネルヴァ書房）など。

「2013年 『高橋規子論文集　ナラティヴ・プラクティス』 で使われていた紹介文から引用しています。」