規範としての文化 59

  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623038527

作品紹介・あらすじ

近代社会における文化統合、すなわちモラル・ヘゲモニーの生成と変容のプロセスをさまざまな角度から分析する、「近代社会史研究会」によるマニフェスト的論文集の新装版。学校、教会、家族、青少年サークルを舞台とする葛藤、学校教科書と歴史学の制度化、革命祭典と公教育、女子教育の世俗化、移民の「同化」、人種主義と地域共同体、飲酒の規制、野球やボクシングに見る道徳・宗教規範など、多彩なテーマがとりあげられる。時間的には18世紀から1930年代までの長いスパンをとり、空間的にはフランス、ドイツ、イギリスから、イタリア、アメリカ、オーストラリア、さらには日本にいたるまで、広汎な地域をカバーして、文化ヘゲモニー装置の両義的なメカニズムを明らかにしようとする。「若かりし」社会史家たちによる論文集が、いま新しい「記憶の場」として蘇る。

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