大学で学ぶ西洋史[古代・中世]

制作 : 服部良久  南川高志  山辺規子 
  • ミネルヴァ書房
3.92
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本棚登録 : 145
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623045921

作品紹介・あらすじ

西洋の社会や文化は、21世紀の今日においても、古代ギリシアに始まる長い西洋史の歩みを踏まえねば理解できない。本書は、21世紀の世界を担う若者が西洋世界を深く理解するために、必要な西洋古代史と中世史に関する知識を提供する大学教育に最適な歴史教材である。日本の西洋史学界の中核を担う世代の執筆陣が、最新の研究成果を踏まえて西洋の古代と中世の歴史を平易に解説する。また、授業の教材として用いる教員や学生が討論のためのトピックとして、そして西洋史を専門的に学ぶ人のために専門研究への導入として役立つ「歴史への扉」のコラムも設けられている。西洋古代史と中世史の研究の歩みと意義を記した「総説」や豊かな「参考文献」も備え、西洋史教科書として望みうる最高の機能を有した一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 大学の授業で必要な「古代」の部、1回目通読完了。これから参考書も読みながら熟読していかなければいけない。この本だけだと流れがよく掴めない。

  • ギリシャ、ローマ、アケメネス朝、中世ヨーロッパについての概説的な通史。「大学で学ぶ」とあるとおり、高校世界史くらいからさらにステップアップした内容。記述は教科書的で無味乾燥なところがあるが、西洋史を把握する上で要となる基本的な事項を扱っている。コラムが興味深く、面白く読めた。

  • HYb

  • 大学の教科書として使用していました。ギリシアやローマなどヨーロッパを中心に古代から中世にかけて説明されています。ある程度基礎知識がある人向けだとは思いますが、一通りの学習が可能です。ここから人物や国、そして出来事にフォーカスした文献を読んでいけば、勉強しやすいと思いました。

  • NDC分類: 230.3

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著者プロフィール

1950年生。京都大学大学院文学研究科博士課程中途退学。富山大学人文学部助教授,京都大学文学部助教授,同教授,京都大学大学院文学研究科教授を歴任した。京都大学名誉教授,立命館大学客員教員。主な著書に『ドイツ中世の領邦と貴族』(創文社,1998年),『アルプスの農民紛争―中・近世の地域公共性と国家』(京都大学学術出版会,2009年),『コミュニケーションから読む中近世ヨーロッパ史―紛争と秩序のタペストリー』(編著,ミネルヴァ書房,2015年)などがある。

「2020年 『中世のコミュニケーションと秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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