マイノリティとは何か: 概念と政策の比較社会学 (MINERVA人文・社会科学叢書 124)
- ミネルヴァ書房 (2007年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623048724
作品紹介・あらすじ
マイノリティということばは新聞などでも頻繁に用いられる。では、それが一体どういう人たちのことを指しいるのかとなると、混乱した用いられ方がなされているという実情がある。本書は「マイノリティ」を所与としてとらえずに国際比較を通して概念そのものを問い直し、同時に各国における歴史的社会的背景や政策との関連も検討したうえで、日本社会が今後どのようにマイノリティと向き合うかについて考察する。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000129947詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#向井バチェラー八重子 #短歌 海のごと 引いては満てよ わが財布 昭和八年 元旦よりは #返歌 谷のごと底がみえないわが財布平成毎年年末までも 「近代日本文学とアイヌ民族」村井紀 バチェラー八重子の紹介あり。
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まだ全部読んでないんだが、とりあえず差別関係とかする人は良くも悪くも押さえておかなくてはならない本ではあると思う。数人の先生方がおおよそ2本ずつの論文を書いて作り上げている本。言語系の話はしごくまっとう。「マイノリティ」を「自称」するのがある種「うさんくさい」という論調のものがあるので、喜ぶ人は喜ぶかもしれないという危惧も。「同性愛者(セクシャル・マイノリティ)」という見出しがあって、ああこれって突っ込まれるかしらとか不安になったり。