グローバル資本主義を考える (シリーズ・現代経済学)

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著者 : 石見徹
  • ミネルヴァ書房 (2007年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623049257

グローバル資本主義を考える (シリーズ・現代経済学)の感想・レビュー・書評

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  • 講義の参考文献として上がっていたので購入。
    講義の内容もところどころに含まれていたので、復習と共に理解も深まった。そしてこの著者の論を述べるときの慎重さ、あくまでもこういう場合では、という流れが個人的には読みやすい。
    それでいて結論は出るので、だからこそかもしれないが、納得。

    ●国際資本移動と金融危機
    ー戦間期の大恐慌
    ー直接投資あるいは多国籍企業
    ー経済援助

    ●残された課題
    ー経済のグローバル化を振り返る
    ー非対称的な世界

    など、気になった、面白かった章

  • 資本主義のグローバル化ということに焦点を絞って、

    ・格差/金融/貿易/環境問題

    の各TOPICについて解説している本。
    いわゆる通説が見落としてるポイント
    「規模の経済」「外部性」「格差の統計」
    といっところを指摘しつつ、議論の概観をつかむ感じ。
    ただ、その上でどうすべきかというところまでは踏み込んでいない。

    ・グローバル化自体、その原因と、その結果の区別が意識されてない。
    ・グローバル資本主義とは何か?拡大傾向を持つことと、グローバルなことは別なはず。競争のFieldが全地球的になったこと?多国籍企業が増えたこと?自由化の流れ?

    大事な概念がふわっと使われてる点がひっかかりました。

  • 教科書でした。「考える」という題名の通り、考えてます、って感じかな。

  • 光先生推薦

  • 歴史ベースで淡々と語られる。学習目的ではなく、お楽しみのための読み物という感じです。
    「ほえー知らなかった!」ってことはあんまりないかなあ・・・・なんて、生意気ですけども。だからその分、「でもこれって○○じゃないのかー?」と、こころのなかでひとりごと言いながら考えることができます。そういう意味では、良書です。

    ===以下は個人的に気になったフレーズをメモ===

    *資本主義は大航海時代の三角貿易を例にしてももとからグローバル化する資質があった
    *資本主義は三角貿易で「もっと手触りのいい布がいいなー」なんてニーズにこたえるインドの布地をもってくるなど、欲望を解放する性質ゆえに発展した
    *資本主義は欲望を解放する性質の反面、
    p7社会学者ダニエル・ベル「資本主義の初期段階においては、あきなき経済的衝動はピューリタニズムやプロテスタンテイズムの倫理観によって抑制されていた。こうした倫理観は、大量消費、大量生産や新しい欲求が出現したことで崩壊」
    *資本主義のグローバル化は傾向は、大戦争があると中断される

    格差の章が個人的には気になりました。

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