- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623050925
作品紹介・あらすじ
時代は昭和から平成に移り、村田の外交官人生もクライマックスを迎える。退官後も精力的に自らの経験を語り、日本が直面する危機に国民がどのように立ち向かうべきか訴えてきた国士が、日本人に伝えたいメッセージとは?長年論じられてきたテーマに、今、終止符が打たれる。
感想・レビュー・書評
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フォトリーディング&高速リーディング。
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13章、14章のみ。
14章は得るもの多々あり。 -
かつて、「田中智学・本多日生-北一輝〈きた・いっき〉-大川周明〈おおかわ・しゅうめい〉は昭和初期の軍人に多大な影響を及ぼしたが、これを日蓮主義で括ると視野が狭まる。むしろ大正デモクラシーの流れを汲んだ社会民主主義と捉えるのが正当だろう」と書いた(創価学会の思想は田中智学のパクり/『日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈』大谷栄一)。この見方は今でも変わっていない。
https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/01/17/153211 -
最後まで読んでも、自分の主張とある種の作家への根拠のない賛同が示されるだけであったことが残念である。外交官に期待するのは、その外交官の付き合いや遊びのことではなく、政治の中心にいてどのような動きがあったかを本人しか知る立場にないことで、それを読者に提供してもらうことである。最後まで期待はずれであった。
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伊藤貫氏推薦