はじめて学ぶ英米絵本史 (シリーズ・はじめて学ぶ文学史 8)

制作 : 桂 宥子 

• ミネルヴァ書房 (2011年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの絵本の歴史を、第一線で活躍する執筆陣たちが鮮やかに描き出す。絵本の流れをつかむ時代思潮と絵本概説、代表的作家に関する本格的な絵本論、原文と対訳を添えた本書は、初学者をはじめ研究を志す人々、絵本愛好家などに絵本史の最新の見取り図を提供。誰にでも興味深く読める一冊です。大学での講義用テキストとしても最適。

感想・レビュー・書評

[鎌倉女子大学図書館さんの感想 · 2023年5月29日]

貸出状況はこちらから確認してください↓
https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00234684

[はこちゃんさんの感想 · 2015年8月1日]

これにてシリーズひととおり読了。
絵本は馴染み深いので興味が持てましたが、こんなに古くから愛されていたんだと、改めて驚きました。
ズーム3部作のカナダの絵本作家、ティム・ウィン・ジョーンズさんの他の著作を知ることができたので、早速読んでみます♪

[kayohikoさんの感想 · 2013年1月4日]

イギリス・アメリカそれぞれにつき、時代ごとの歴史的背景と絵本の概況が記されています。またそれぞれの時代の代表的作家（およびその作品）について、詳しい説明があります。
『はじめて学ぶ』と冠していますが、初心者向けで簡単、というよりは
初心者向けに詳細に説明されているという印象でした。

その他カナダやオーストラリアなど、英国連邦の他地域の絵本についても
説明があります。

参考文献リストと年表があります。