国際教育協力の社会学 (MINERVA TEXT LIBRARY 60)
- ミネルヴァ書房 (2010年11月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623058938
作品紹介・あらすじ
近年、途上国を中心とした地域に焦点を当てた教育研究の分野として、国際教育開発論、国際教育協力論という領域が注目されている。先進国の教育研究を中心に扱った比較教育学にくらべて、開発援助政策論や国際経済論といった政治学や経済学からの関心も高い。本書は、日本の国際教育協力の理論、国内外での実践と途上国の教育の現状をわかりやすく解説した入門書である。
感想・レビュー・書評
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開発教育は高等教育分野よりも初等・中等教育分野に占める割合が多いため、より広範な知識が要求されると感じた。アメリカでは「高等教育の輸出」としてミネルバ・プロジェクトというものがある、こちらについても時間を割いて調べて行きたいと思う。
しかし、アフリカの事例で記載があったように、教育の効用が「民族」というファクターによって大きく妨げられることを考えると、少数民族で構成される本邦にとって教育の輸出を実現する場合には、あまりにも複雑で解決困難な要素が多く含まれるものと考えられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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