天才と異才の日本科学史: 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡

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著者 : 後藤秀機
  • ミネルヴァ書房 (2013年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623066827

天才と異才の日本科学史: 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡の感想・レビュー・書評

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  • 日本の科学の歩みについて解説した本。断片的には知っていることもありましたが、時系列でつなげると、なるほどと思うことがあり面白かったです。
    印象的だったのは、戦時中の医学研究について。具体的にはここに書きませんが、そういうことをしていた結果、今の医療があるのか・・・ということを、忘れてはいけないなと思います。
    近年は純粋な基礎研究で発見されたGFPが、色々な研究で物質を検出する際に使用できるようになったとか。そこをつなげた人もすごいですよね。
    読み応えのある本で、少し難しかったですが、その分面白かったです。

  • http://urx.nu/aCmy
    「科学の光が照らすー近代日本のあけぼのから、綺羅、星のごとく居並ぶノーベル賞受賞者まで。」

    開国からわずか160年で、辺境の弱小国から科学大国として名を馳せるまでになった日本。その過程には、命を削って真理を追い求めた先人達の、情熱溢れる生涯がありました。
    脚気の治療法、レーダー開発競争、緑色に光るネズミ…色とりどりの生涯や分野が並ぶ目次を眺めるだけでわくわくしてくる、そんな一冊です。

  • 明治の開国からつい最近の福島の原発事故まで、日本の科学者・研究者のことが書かれている。
    湯川秀樹・朝永振一郎のあたりからしばらくは大物がいたのに、原発事故のあたりの記述には、原発技術者の名前すら出てこないところに、著者の怒りを感じる。

  • 狙いや、扱っている要素は、悪くないと思うのですが、注釈が異常に多い、事象が起こった順序がわかりにくいなど、配置や構成が独特なせいか、読みにくいし、理解しにくかったです。
    また、読者に対して丁寧に情報提供しようとする姿勢が、かえって仇になっているように思います。

    しかも、文章も、あまりうまくないですし、日本の批判が多くて、読んでいて、あまり気持ちのいい本ではありませんでした。

    もうちょっと工夫すれば、いい本になったと思うんですけど…。
    もしかしたら、著者の意向が強すぎて、編集者が押し切られ、その結果、残念な仕上がりになったのかもしれません。

  • 配置場所:1F電動書架C
    請求記号:402.1||G 72
    資料ID:W0174173

  • ひとつひとつのエピソードは、とても興味深いものがある
    福沢諭吉が物理や化学に詳しく、たくさんの研究所を作っているなんて、知らなかった
    原発事故については、多くの学者が主張を受け入れられずに、国に対する協力をしなくなってしまったらしい
    なんて、もったいない

  • honz由来。
    戦中〜戦後にかけての科学者の苦悩の章の横山正松氏、もっと詳しく知りたい。ムツ夫人もよくサポートした人だったのだろうな。湯川秀樹の妻も支え上手だったようだ。
    ひとつひとつのエピソードがドラマチックでした。

    そして最終章、原発事故の章も、もっと事故の実情を知りたいと思わされた。

  •  日本科学史というより日本科学者史という感じで、福沢諭吉、北里柴三郎から始まり、山中伸弥ら最近のノーベル賞受賞者まで、そして福島原発事故に話が及ぶ。
     どうしても湯川、朝永の理論物理学の占める割合が多いが、医学・生理学もけっこう割いており、広く科学全般に話題が及んでいる。業績の説明よりも、エピソードなどどのような人であったかという紹介の方が多い。留学先でアインシュタインなりパウリなり大物も多く出てくる。
     かと思えば、藤本陽一、吉田健介など決して一般には有名でない人も登場する。これは、筆者の経歴に関係ありそうである。まあ、多少の偏りがあるかもしれないが、日本科学史との題名はそう誇張ではない。
     日本の教育はずっと知識偏重で考えることを教えないので、新しいことは理解できないし評価もできない。評価せず、批判せず、は責任取らずにつながるとの筆者の主張は、大いに同意する。それは科学だけに当てはまることではないと思う。 

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