天才と異才の日本科学史: 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 148
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623066827

感想・レビュー・書評

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  • 狙いや、扱っている要素は、悪くないと思うのですが、注釈が異常に多い、事象が起こった順序がわかりにくいなど、配置や構成が独特なせいか、読みにくいし、理解しにくかったです。
    また、読者に対して丁寧に情報提供しようとする姿勢が、かえって仇になっているように思います。

    しかも、文章も、あまりうまくないですし、日本の批判が多くて、読んでいて、あまり気持ちのいい本ではありませんでした。

    もうちょっと工夫すれば、いい本になったと思うんですけど…。
    もしかしたら、著者の意向が強すぎて、編集者が押し切られ、その結果、残念な仕上がりになったのかもしれません。

  • ひとつひとつのエピソードは、とても興味深いものがある
    福沢諭吉が物理や化学に詳しく、たくさんの研究所を作っているなんて、知らなかった
    原発事故については、多くの学者が主張を受け入れられずに、国に対する協力をしなくなってしまったらしい
    なんて、もったいない

著者プロフィール

元・帝京平成大学地域医療学部教授

「2013年 『天才と異才の日本科学史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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