本屋って何?

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623074464

感想・レビュー・書評

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  • 本屋さんのすべてがわかる本 全4巻 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
    https://www.minervashobo.co.jp/book/b172096.html

    秋田喜代美 子の発達に学ぶ意欲刺激され、再び大学へ :日経DUAL
    https://dual.nikkei.com/atcl/column/19/012300056/012300003/

    本屋って何? - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
    https://www.minervashobo.co.jp/book/b202073.html

  • 本屋さんについて歴史から学べる一冊。
    各国の本屋さんの歴史だったり、日本の歴史だったり。
    恵文社一乗寺店がイギリス『ガーディアン』の本屋さんのトップ10に選ばれていたようですが、小説でこの店を知り是非行きたいと思っていたので、またお目にかかれて嬉しいですね。

    図書館ばかりで書店に足を運ぶことも少なくなってしまいましたが、やっぱりいいなぁと思います。私も職業体験してみたかったなぁ。

  • 本屋さんと書物の歴史を知る
    あの書店さんや取次さんや出版社さんが、あの時代から!

    ●世界の本屋さん
    本の売り買いの始まり
    ・古代ギリシャには、すでに本屋があった。
     →古代エジプトから?
    ・11世紀、イタリア各地に大学が出来る。
     →本屋の活動活発。
    ・15世紀、印刷機の発明。
     →印刷業者が本屋を営む。
    ・19世紀、印刷業者から本屋が分離。問屋も出来る。
     →出版社と読者の仲介。
     →古本屋

    イギリス
    ・W ・ H ・ スミス社:世界初の本屋チェーン店
     →ISBN の発明。…978- 4日本
    アメリカ
    ・ペーパーバックの流行
    ・大型チェーン店、郊外型書店

    ・世界の本屋さんトップ10
     →10位 恵文社一乗寺店

    ・本が焼かれる。焚書。
    ・各国の本屋
     →お国柄が出る本屋もある。
    ・国際ブックフェア

    ●日本の本屋さん
    ・日本の書物の歴史
     →『法華義疏』、『古事記』『日本書紀』、『百万陀羅尼』『五山版』
    ・鎌倉・室町
     →五山版 仏教書の開版活動
    ・宣教師の印刷機。金属活字
    ・江戸時代:商い・印刷・出版
     →大日本印刷1876創業、凸版印刷1900創業。
     →京都の本屋新七『古文真宝』
      永田文昌堂、宝蔵館、平楽寺書店
     →徳川家康、寺子屋、江戸
     →蔦谷重三郎
     →貸本屋
      吉川弘文館
      ※水野忠邦の改革:風紀粛正
    ・文明開化と印刷技術
     →奈良時代 中国:木版技術
      桃山・江戸時代 キリシタン版・駿河版
      幕末 オランダ:活字・活版印刷機
      明治 金属活字 
    ・明治・大正時代の本屋さん
     →丸善、三省堂書店、岩波書店
     →雑誌『キング』大日本雄弁会講談社
     →古本屋街と学生
     →取次の誕生
      戦後、東京出版販売・日本出版販売
     →焼け跡からの営業
      紀伊国屋書店、新栄堂書店、旭屋書店
     →現在
      複合書店
      リアル書店とネット書店

    ●本屋さんの仕事
    ・本の並べ方・見せ方、POP、ディスプレイ、フェア、ブックカバー、一日。

    ●本屋さんの秘密
    ・「場」としての本屋
    ・本の帯
    ・メディアリテラシー
    ・本の学校

  • 本屋、図書館好きの自分に感激を呼び覚ます一冊。
    苦境に立たされている書店も多いと思うが、是非生き残りの道を見つけ出してほしい。

  • 書店員の新人教育に使えそう。
    雑誌付録組み合わせのひもの掛け方まで図説されていたのには笑った(笑)

  • 資料ID:21503650
    請求記号:024||i
    配架場所:普通図書室

  • 2015年97冊目。

    本屋の歴史から実際の仕事内容まで、写真満載で紹介した本。
    小・中学生向けの仕事紹介のようなデザインだが、世界各国の本屋の様子など、本好きには興味深い内容となっている。
    (ベトナムの本屋さんは平積みしかしない、など)
    ガーディアン紙の記事になった「世界の本屋さんトップ10」はぜひ行ってみたい。

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著者プロフィール

1953 年東京生まれ。東京外国語大学卒。
編集者としてこれまでに800 冊以上を担当。
そのあいまに著述活動もおこなってきている。
おもな著書には、『大人のための世界の「なぞなぞ」』、
『世界史を変えた「暗号」の謎』(ともに青春出版社)、
『世界のあいさつことば』(今人舎)、
「世界のなかの日本語」シリーズ1、2、3、6巻、
『世界の文字と言葉入門 9. 英語圏の文字と言葉』
(ともに小峰書店)などがある。

「2015年 『世界の文字の書き方・書道 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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