ロックフェスの社会学:個人化社会における祝祭をめぐって (叢書 現代社会のフロンティア)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 82
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623078028

作品紹介・あらすじ

「ロックフェスティバル」と呼ばれる音楽イベントが日本で存在感を放つようになって久しい。ロックフェスはそれまでのコンサートやライブとはどう異なるのか、本書は豊富なフィールドワークの知見をもとにその構造と新奇性を分析するとともに、2000年以降の日本社会の変化とフェスの隆盛を関連づけ、現代の祝祭をめぐる個人と共同体のパラドキシカルな関係を問う。

感想・レビュー・書評

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001141379

  • ロックフェスやライブ・コンサートが社会とともにどのように変化を遂げてきたが書かれていた。
    著者のフジロックへの愛がひしひしと伝わってくる本だった。私もフジロックを始め、色々なフェスに参加してきたが、かなり同感する部分が多かった。

  • フジロック、サマソニ等の2000年以降のフェスの研究書。1997からスタートしたフジロックがひとつのターニングポイントらしい。初回は静岡での開催だが、台風直撃、準備不足もあり、大失敗、翌年は東京、その次から苗場が会場となり、今に至る。

  • 761.13||Na

  • ロックフェスに参加する人達の参加目的は必ずしも音楽ではないというのが意外でした。フェスとインターネットとの関係や日本におけるロックフェスの歴史等も面白かったです。

  • <閲覧スタッフより>

    --------------------------------------
    所在記号:761.13||ナカ
    資料番号:10235507
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  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784623078028

  • 著者の博士論文の書籍化。質的な調査手法に基づいた社会調査。音楽好き、フェス好きも歴史の整理として読めるし、社会学専門書としての若者論としても非常に有益な研究。

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著者プロフィール

2016年8月現在 神戸山手大学現代社会学部専任講師

「2016年 『ロックフェスの社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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